2012年10月27日土曜日

情熱はときに邪魔になる

ものごとを始めるときには情熱、強い目的意識を持つことはとても重要というか、ないと何も始められないものですが、それが数ヶ月、数年といった単位で長く続けなければなしえないものである場合、情熱はときに邪魔になります。

情熱は、早期の結果を求めます。やりたいことが他にもたくさんあるならなおさら、「これを早く完成させてみんなに使ってもらいたい」「これを完成させたらあれをやるんだ」といった気持ちが常に心にあることでしょう。

しかし、それが長く続いてくるとイライラしてきます。
「先が見えない・・・」「他にやりたいことがあるのに・・・」。

長く続くものは、情熱を一旦抑えて、習慣化してしまうことが必要です。自分を、「毎日決まった時間だけ作業する機械」に変えるのです。「完成」「他のやりたいこと」という雑念は、日中は忘れるか、心の奥底に押し込んでおきましょう。
そして夜寝る前に自分に対して「今日も前に進んだぞ。明日もがんばろう」と言い聞かせてから寝ます。これは次の日に習慣を引き継ぐ儀式のようなものです。がんばり続けている今日までの自分を認め、明日の自分もそうあろう、と宣言するのです。なんとなくでは続かないので、宣言することはだいぶ大事です。

習慣化というのは、最初はとても難しいことです。
本能や誘惑といったものを振り切り、自分の行動を理性によって長期間強制する行為だからです。

しかし、習慣化によって得られるものは絶大です。やる気のあるなしに関わらず常に行動できるからです。それにくわえて、習慣を実行するために時間をやりくりするのがうまくなります。「やりたいことがあるけど時間がとれない」ではなく「やりたいことがあるからあの作業を効率化して時間を作ろう」といった改善案が自分のなかから自然に出てくるようになります。

習慣化というスキルを身に付けることで、人は自分という暴れん坊を制御できるようになります。これは先天的な人間の属性ではなく、身に付けられるスキルです。
なにか大きくて時間のかかることをしようと考えている方は、習慣化を身に付けてみるといいと思います。

2012年10月25日木曜日

本日の英会話

体験レッスン1ヶ月を含めて、英会話に通い始めてから2ヶ月くらいが経ちました。
1レッスン1時間の内容はこんな感じです:

  1. 発音の練習
  2. 文法の練習
  3. 宿題の答え合わせと説明
  4. リスニング問題
  5. ペアになって文章を読んでいく(アイコンタクトやジェスチャ付き)
  6. テーマに沿った自分の考えを発表し、質問を受ける

今のクラスでの文法は、betterとかshouldとかat/it/on、first/then/next/finallyくらいのレベルです。

今日の発表テーマは「日本の文化を外国人に説明する」です。

Akira : This is a called a Tanzaku. This paper is for writing own wish.

Question 1: What did you wish?
Akira : My wish is always only one. My wish is "happily to motivated people".

Question 2 : What your motivation?
Akira : My motivation is "makes better world".

と、これくらいのやり取りにはもうだいぶ慣れたので、そろそろ上のクラスに上がろうかなと思ってるとこです。

2012年10月11日木曜日

最近の習慣

規模の大きい作業は、一気にやると燃え尽き症候群になってしまうので、習慣化してしまうのがいいです。

最近、平日毎日やるようにしてること:

  1. ブログを書く(これは2007年からずっと)
  2. cpprefjpに1~4関数のリファレンスを書く
  3. Boostのリリースノート翻訳を1ライブラリ埋める
  4. 現在書いてる本のチケットを4~10個消化する

あとは行き帰りの電車で技術書の読書。

毎日こんな感じなので、家に帰るころはだいたいぐったりしてます。なので、最近土日はその分しっかり休むようにしてます。

2012年10月1日月曜日

『スイッチ!』読み終わった

2ヶ月くらいかかりましたが、ようやく『スイッチ!』を読み終わりました。これはものすごくいい本でした。とても多くの大事なことを学ばせてもらいました。

この本は、「何かを変えたい!」と思って活動もしてるけどうまくいってないという人に道を示してくれる、そんな内容の本です。自己啓発とかではなく、主観と経験によって得られた答え、みたいなのでもない、研究や統計、事例に基づいたもので、説明も多くの部分で納得できるものとなっていました。

何かを変えるための基本的な考え方といくつかのパターンが紹介されていて、そのパターンごとに応用できるよう数種類の事例と説明が載っているので、あらゆる場面に応用がきくと思います。
1ページ読み進めるごとに、「あー、なるほど。あのときはこういう方法がとれたんだなー」とかいろいろ考えてしまってなかなか進まなかったのですが、これからそれらを実践していくことで自分のものにしていければと思っています。