2012年12月29日土曜日

テイルズオブグレイセスをクリアした

なかなか時間がとれなくて遅くなりましたが、テイルズオブグレイセスFを今さらながらクリアしました。

これはヴェスペリア以来の名作でしたね。
抜刀システムはよかったですね。未来への系譜編できれいにおわってよかった。


2012年12月17日月曜日

忘年会

2012年も忘年会たくさんありますね。
今日で4つめかな。あと2つです。

今日は私の地元である宮城の友人たちと、東京で忘年会しました。
銀座でスペイン料理です。「スペイン料理 Hola! Ginza8
なんだかんだで、地元の人は東京に、たぶん20人くらいはいると思います。会ってないだけで。

今日のメンバは、私、すけさん、貴裕、えーちゃん。





モチベーションの元

C++忘年会 2012で@yohhoyさんに「アキラさんのモチベーションの元はなんですか?」と聞かれて、その場では「まぁ、勉強会とか出てると感化されますよ」と簡単に返してしまいましたが、もうちょっと整理してみます。

順を追って話しましょう。
まず、私が所属していた最初の会社では、新しいものを学ぶ体制がなかったことから、Boostを使おうとしても却下され、課の方針で「毎月何か技術を習得しよう」というのがあったのに毎月私しか発表がなかったりと、やりたいことがやれない、成長できる環境ではない、という理不尽を感じていました。

そして3年所属していた会社に別れを告げ、 @Seasons さんからお誘いを受けてエレファント・エンターテインメントという会社に入りました。最初に会ったときに「Boost使えるよ」と言われてほいほい付いていきました。
その会社はゲーム会社だったのですが、スタッフの一人ひとりが、物作りに関するモチベーションに溢れていました。 @melponn とも一緒に仕事ができて、これが開発のあるべき姿なんだなと思えました。スーツじゃなくなったのも大きいですね。

それから1年半ほどその会社で働き、「自分だけがこんなに充実した開発ができていいのだろうか。前の会社での自分のような、理不尽を抱えている優秀な技術者がたくさんいるのに」と思い、私は私と同じ境遇の人を生み出さない社会を作るための活動をしようと決意しました。@Seasonsさんが「ぼくは君たちが気持ちよく開発できるように、喜んで生け贄になるよ」と言ってマネジメントしてくれていたのも、動機の元になっていると思います。
ソフトウェア業界の、お金が入ってくる仕組みを確立したというだけで、技術をアップデートせず、今までやってこれたからこれからもやっていける、と考えるこの風習は、後世に残すべきではないと強く思っています。

私は、あとから続くプログラマのための道を整備する、そんな生き方をすることにしました。
これが私のモチベーションの元です。

そう思い立ってからは個人で勉強会を開催したり、ソフトウェア業界への問題点をブログに書いたり、他のひとのブログでやりとりしたりを繰り返してしました。やがて個人の力では限界があるとわかったので、uskzさんと会社を作りました。
勉強会のような個人でもできる活動では、個人と対話し、それに共感した個人がチームの隣の人を変え、その2人がチームを変え、会社を変え、やがて社会を変える。そんな長い道のりの最初の一歩を踏み出してくれるひとを生み出すボトムアップのアプローチをとっています。
対して会社の方は、個人が会社を変えていくのは難しいので、会社が会社を変えていくトップダウンのアプローチをとっていこうと考えています。

自分の感じた理不尽を他の人には味合わせたくない。最初の動機はそれだけです。

そして、同じ動機ではないにしても、同じ方向に社会をよくしようと考えている人が多くいることを、いろんな勉強会に参加することで知ることができました。そういった「変えようとしてる」人たちと意見を交わし、共有し、それによって自分と相手が成長しより広い視野を手に入れる。そんなことをここ数年やってきました。
なので、最初の動機は自分の理不尽からでしたが、今は他の人の動機も受け止めた上で活動を続けています。

2012年12月10日月曜日

ペアプロ会

Coderetreat in Tokyo 3rdというイベントに参加してきました。ペアプログラミングのイベントということだけ見て参加したら、実はGlobal Day of Coderetreatという世界94ヵ所で同時開催する壮大なイベントだったのでした。

この日は、6回別な人とペアプロして、Java、C#、C++、Ruby、Scalaという5言語を使いました。C++は2回やりました。
ペアプロのテーマはライフゲームで、45分間で作って、次のペアプロではコードをバッサリ捨てて最初からやり直す、ということをやってました。

参加者の中に、昔の会社の後輩がいました。朝に「アキラさん!」と話しかけられて最初誰かわかりませんでした。4年ぶりくらい?今は、主催会社のひとつであるGXP社にいるそうです。その人とはC#でペアプロしました。

あとはJavaプログラマの@AyumiHOSOZAWAさんとC++11でペアプロしました。「普段何使ってるんですか?」と聞いたらJavaと言ってたので「じゃあJavaでやりますか」と言ったら普段と違うものでやりたいというので、じゃあRubyかなと思ったら、私がRubyそんなに詳しくなくて滞りそうだったので、「やっぱりC++でいいですか」と言ってOKもらってやってました。

5回目にめるぽんとペアプロしました。片方がテストを書いて(インタフェースを決めて)、もう一方が実装を書く、無言ペアプロにチャレンジしました。この形式はそこそこ拮抗した相手じゃないと難しいのかなーと思ったので、言語はお互いがよく知ってるC++にしました。たまーに「これインタフェースが間違ってる」とか「ここバグってる」とかしゃべってしまいましたが、気になったところがあったらバッとキーボードを奪ったりしながらペアプロしてました。ここで初めて完成までたどりつけました。
「よっしゃ完成!!」と言ったらめるぽんが「ぼく、このプログラム落とせますよ!!」と言い出したので、どこがバグってるんだろうと考えて悶々としてたら「すいません、あれ正しかったです」と言ってきました。私バグとか出しませんし。

最後のペアプロは、@katzchangさんとScalaでやりました。めっちゃ楽しかった。
設計自体は、直前にやっためるぽんのとほぼ同じ、コンストラクタ以外では値を書き換えないimmutableな設計だったのですが、自分の考えにはなかった斬新な実装アイデアがいろいろ出てきておもしろかったです。発想の転換がまだまだ必要だなーということがわかったので、これでまた成長できますね。


こういう、モチベーションの塊のような場所に身を置くと、自分のモチベーションもすごい回復するので、やはりこういう場所にはちょくちょく参加するのがいいなーと思いました。


ただ、ライフゲームはもう飽きましたね。このイベントは毎回ライフゲームをやってるそうなので、そのおかげで毎回メンバは違うそうですが、まぁもう書きたくないからネタが変わったらまた行きます。

2012年12月8日土曜日

複数の言語を学ぶということ

私はプログラミング言語を20言語くらい学んできました。
その主な理由は、自分の成長のため、新たな考え方や技術を学びたい、というものです。
そしてそのほかの理由として、「自分の偏った考えを改善したい」「他言語のユーザーと対話してお互いにさらに上を目指したい」というものもあります。


私はプログラミングをC++からはじめて、数年はC++ばかりを学んでいました。そしてブログをはじめて多くの人とコメントやトラックバックでやりとりするようになり、たまに揉め事なんかも起こしました。その揉め事の原因の一つが、「考えが偏っている」でした。正しい知識を持っていないのに意固地になっている場合もありましたが、自分がやってきたことを信じたいがために、他の考え方が許容できなかった場合もありました。
そういった経緯から、いろんな言語を学び、考え方を学び、ユーザーと話したりして、徐々に偏った考え方を直していくことができたつもりです。


それと、私と同じように、自分が使ってる言語の考え方に寄ってる人が大勢いることもわかったので、ここ数年は、自分が普段使っている技術の勉強会だけではなく、全然関係ないジャンルの勉強会にも顔を出すようにしています。そういった勉強会で参加者と「自分の言語ではこうなんだよ。このあいだ学んだ言語ではこうだったよ。そしてこの勉強会で話されている言語はこうだと思うんだ」というような話をしています。そして、自分の言語のコミュニティに戻って、他言語の話をするようになりました。
これによって、お互いのコミュニティがお互いから学ぶための、いくつかの土壌が作れたと自負しています。これはもちろん私だけの力ではなく、相手のコミュニティの人たちも同じ動機を持ってくれたことが大きなところだったと思っています。
たとえば、私が主催しているBoost.勉強会では、過去に私が出席した別のジャンルの勉強会出席者や、別な言語のユーザーが何度か来てくれています。

こういったお互いを知る努力を行うことによって、互いのいいところを知り、なぜそうなってきたのかを知った上で、お互いがさらに先に進めるようになります。勉強会のみならず、Twitterもいろんな言語のユーザー同士が気づいたらフォローしあって気軽に話し合うようになっていました。Twitterや勉強会がこれほど普及する前までは、各言語のユーザーは自分たちのコミュニティが運営するメーリングリストやフォーラム、自分のブログから出てきて知らない言語のユーザーと話すことはほとんどなかったと思います。

ここからは、お互いを知ったユーザーがこれから何をしていくのか。どういった成果を出していくのか、が求められる時代だと思っています。
そのための試みのひとつが『プログラミングの魔導書』だったりするのですが、もっと他の何かも模索したいですね。

自らの動機を分析せよ

物事を始めるには動機が必要です。私/あなたがしたいことは何でしょうか。
そして、他のひとを巻き込むためには、共通の動機を設定する必要があります。

「それによって作られたものは、何らかの形で自分のためになるだろうから、各人の動機で参加してください」

この動機は、場合によってはそれで十分な場合がありますが、協力しあいながら共通のものに向かって進みたいなら不十分です。
みんなに通じる共通の動機とはなんでしょうか。それには自分の動機を深掘りして考えることが必要です。
「自分の目的が達成されたら何が起きるだろうか」を想像してみましょう。そこでは誰にどんな形で幸せが訪れているでしょうか。そして、幸せになった人たちはなぜ幸せになったのでしょうか。
「幸せになった人」は曖昧なのでこれも深堀りしてみましょう。会ったこともない誰かではなく、自分の身近にいる特定の誰かを思い浮かべてみましょう。「私がこれから作るものは彼に何をもたらすだろうか」。


自分の動機を分析することで、他者にも言える共通の動機が見えてきます。
これによって考えだされた動機は、より広く届く声となり、より多くの人を巻き込むことにつながります。


私はここ数年、常に自分に「自分は何がしたいのか」「それは何故か」「それは何故か」「それはつまりどういうことなのか」を問い続けています。
新たな技術の普及に向けて活動するにあたり、相手に届けるための言葉というのはとても重要になります。
「新たな技術は楽しい!」では、共通の感覚をもつ人や、新しいもの好きの人にしか言葉は届かないですが、たとえば「新たな技術は残業からあなたを解放します」だと仕事が悪循環して脱出策を模索している人にも届くかもしれません。
このような動機は、相手や目的によって設定し直す必要があります。個人向け、企業向け、同じ悩みを持っている人向けなどなど。自分の動機だけを主張し続けることで声が届くひとは、「自分と同じ動機を持つ人」か「その目的に個々人の動機を持つ人」のどちらか、もしくはこの2種類の人だけでしょう(そして後者は集まりにくい)。


自分の動機を分析し、他の人にも通じる動機を見出すことで、より多くの人を巻き込むことにつながります。
for (;;) { 私/あなたは何がしたいでしょうか? }

2012年11月13日火曜日

泣くほど痛かった

肩と首のコリがひどいので、2週間に1回くらいのペースでマッサージに行ってます。いつも行くのは渋谷にあるお店なんですが、そこのお店は一人ひとりやり方が違うのでいいです。何がいいのかは説明できない。

そして今日は涙が出るほど痛かった。いつもは痛いときでもガマンできるくらいなんだけど、今日はつい「いたっ」って言ってしまったら「あ、痛かったですか。次から痛くする前に言いますね」って言われて、あ・・・痛くはするのね・・・と思ったりした。

2012年11月9日金曜日

プログラマとの会話は楽

プログラマは、ある程度経験を積んだ人なら論理思考が身についているので会話が楽です。
だいたいの言動に対して「なぜ」を持っていて、会話の一歩先を読んで「こう言ったらああ返ってくるからここまで考えた上で言おう」というのが自然にできるので、会話がスムーズにできます。

まぁ、論理思考がどれくらいできるかはピンキリですし、正しい知識を持ってしゃべってるかも別ですし、客観的/広い視野を持った上でしゃべれるかも別なので、論理思考を持ってるから話しやすい相手かというと一概には言えないのですけどね。

ぼくは論理思考を広く持っているプログラマという人種が、わりと好きです。
あまりガチガチに論理思考せずに、たまに人間らしく非論理的で非合理的な一面もあるとグッドだと思います。適度に力を抜けるのも重要。

2012年11月2日金曜日

GGXXACPR雑感

アンダーナイトと同じく、こっちもまだ2回しかやってません。
ギルティギア イグゼクス アクセントコア+Rです。

今回はもう誰がなんと言おうと、バイケンをきっぱり捨ててミリアで生きていく所存です。
しかし、やっぱりミリアはけっこう弱体化だと思うのです。

強くなった点:
  • 遠Sがジャンプキャンセル可能に!
    • ミリア始まった!!!
  • ミリコプター復活!(ジャンプ中2HS)
    • やはり安定するのはこっちか
  • FBシークレットガーデン
    • まだあまり使えてないけど
弱くなった点:
  • JDが使いものにならないぞこんちくしょーーー
    • 発生遅いです・・・ものすごい遅いです・・・これでは生き残れません・・・
    • だいぶ高い位置じゃないと出ないです。牽制で使えないです。
    • JK → JDも繋がらないじゃないですかあああぁ
  • サイレントフォースがしばらく回収できない
    • 勘弁してください・・・ミリアといったら2番目くらいに挙がるのがサイレントフォースじゃないですか・・・昔からの戦友だったんですよ
  • プリティメイズの発生保証開始フレームが激遅に
    • 発生保証はなくなったのとたいしてかわらないですよよよ
    • 発生保証にたよってとりあえず置いとくのはもうリスキーでできないですね。おとなしく崩す気まんまんの状況での起き攻めで使いましょう。

これが意味するところはすなわち、青リロの戦い方にほぼほぼ戻した上でサイレントフォースのリスクと戦わないといけない、ということになりそうです。どっちにしてもチャンスを生み出すために立ち回りで迷わず撃つことに変わりはないですが。

アンダーナイト インバース雑感

私は2D格ゲーが好きなのですが、基本ギルティしかやらないです。
メルブラはそこそこ好きですが、Re・ACTまでしかまじめにやってないです(なのでアーケードはあまりやってない)
ブレイブルーはCTをそこそこ真面目にやって、ギルティほどの情熱がわかず飽きました。

最近でたアンダーナイトはまだ2回しかプレイしてないですが、けっこうおもしろいです。
メルブラのスピード感、みんな個性があるということ、使いたいキャラがいるということ(最近の格ゲーは使いたいキャラがいない)、コンボゲーのコンボゲーらしさがある。

まぁ、一番の動機は使いたいキャラがいることかなーと思います。リンネおもしろいです。
自分の好みがよくわかってなかったりするのですが、たぶん「美しく舞えるキャラ」が好きなのかなーと思ったりします。なので、現実的な人間の動きに準拠したキャラはあまり使わない気がします(投げキャラとか)。たぶん同じ理由で3D格ゲーがダメなんでしょうきっと。

アンダーナイトのバランスはまだよくわかりません。2回しかやってないんだからそりゃそうなのですが。稼働日初日にプレイしたときはメルカヴァにわからん殺しされて「なんだこのクソゲー」と思いつつ対策が見つかればなんとでもなる系のキャラなのかなーと思いつつ・・・。

現状、ほしいと思う仕様は以下のような感じです:

  1. 空中バックダッシュ
    1. やはり仕切り直したい。このゲームがヒットアンドアウェイなんて許さないという意志をもって設計されたかどうかは、まだよく見えてません。
  2. 空中戦の強化
    1. 現状、対空はわりとみんな強い通常技・必殺技を持ってますが、空中の対地上技がそれほど強いのがなくて(リンネしか知らない!)駆け引きがなー、という感じがしてます。ただ、そもそもジャンプがそれほど高くないのであれだなーとも思う。

とりとめもない雑感でした。家庭用が出たらもっと練習したい。
やっぱり近くのゲーセンに置いてないとしんどい。

2012年10月27日土曜日

情熱はときに邪魔になる

ものごとを始めるときには情熱、強い目的意識を持つことはとても重要というか、ないと何も始められないものですが、それが数ヶ月、数年といった単位で長く続けなければなしえないものである場合、情熱はときに邪魔になります。

情熱は、早期の結果を求めます。やりたいことが他にもたくさんあるならなおさら、「これを早く完成させてみんなに使ってもらいたい」「これを完成させたらあれをやるんだ」といった気持ちが常に心にあることでしょう。

しかし、それが長く続いてくるとイライラしてきます。
「先が見えない・・・」「他にやりたいことがあるのに・・・」。

長く続くものは、情熱を一旦抑えて、習慣化してしまうことが必要です。自分を、「毎日決まった時間だけ作業する機械」に変えるのです。「完成」「他のやりたいこと」という雑念は、日中は忘れるか、心の奥底に押し込んでおきましょう。
そして夜寝る前に自分に対して「今日も前に進んだぞ。明日もがんばろう」と言い聞かせてから寝ます。これは次の日に習慣を引き継ぐ儀式のようなものです。がんばり続けている今日までの自分を認め、明日の自分もそうあろう、と宣言するのです。なんとなくでは続かないので、宣言することはだいぶ大事です。

習慣化というのは、最初はとても難しいことです。
本能や誘惑といったものを振り切り、自分の行動を理性によって長期間強制する行為だからです。

しかし、習慣化によって得られるものは絶大です。やる気のあるなしに関わらず常に行動できるからです。それにくわえて、習慣を実行するために時間をやりくりするのがうまくなります。「やりたいことがあるけど時間がとれない」ではなく「やりたいことがあるからあの作業を効率化して時間を作ろう」といった改善案が自分のなかから自然に出てくるようになります。

習慣化というスキルを身に付けることで、人は自分という暴れん坊を制御できるようになります。これは先天的な人間の属性ではなく、身に付けられるスキルです。
なにか大きくて時間のかかることをしようと考えている方は、習慣化を身に付けてみるといいと思います。

2012年10月25日木曜日

本日の英会話

体験レッスン1ヶ月を含めて、英会話に通い始めてから2ヶ月くらいが経ちました。
1レッスン1時間の内容はこんな感じです:

  1. 発音の練習
  2. 文法の練習
  3. 宿題の答え合わせと説明
  4. リスニング問題
  5. ペアになって文章を読んでいく(アイコンタクトやジェスチャ付き)
  6. テーマに沿った自分の考えを発表し、質問を受ける

今のクラスでの文法は、betterとかshouldとかat/it/on、first/then/next/finallyくらいのレベルです。

今日の発表テーマは「日本の文化を外国人に説明する」です。

Akira : This is a called a Tanzaku. This paper is for writing own wish.

Question 1: What did you wish?
Akira : My wish is always only one. My wish is "happily to motivated people".

Question 2 : What your motivation?
Akira : My motivation is "makes better world".

と、これくらいのやり取りにはもうだいぶ慣れたので、そろそろ上のクラスに上がろうかなと思ってるとこです。

2012年10月11日木曜日

最近の習慣

規模の大きい作業は、一気にやると燃え尽き症候群になってしまうので、習慣化してしまうのがいいです。

最近、平日毎日やるようにしてること:

  1. ブログを書く(これは2007年からずっと)
  2. cpprefjpに1~4関数のリファレンスを書く
  3. Boostのリリースノート翻訳を1ライブラリ埋める
  4. 現在書いてる本のチケットを4~10個消化する

あとは行き帰りの電車で技術書の読書。

毎日こんな感じなので、家に帰るころはだいたいぐったりしてます。なので、最近土日はその分しっかり休むようにしてます。

2012年10月1日月曜日

『スイッチ!』読み終わった

2ヶ月くらいかかりましたが、ようやく『スイッチ!』を読み終わりました。これはものすごくいい本でした。とても多くの大事なことを学ばせてもらいました。

この本は、「何かを変えたい!」と思って活動もしてるけどうまくいってないという人に道を示してくれる、そんな内容の本です。自己啓発とかではなく、主観と経験によって得られた答え、みたいなのでもない、研究や統計、事例に基づいたもので、説明も多くの部分で納得できるものとなっていました。

何かを変えるための基本的な考え方といくつかのパターンが紹介されていて、そのパターンごとに応用できるよう数種類の事例と説明が載っているので、あらゆる場面に応用がきくと思います。
1ページ読み進めるごとに、「あー、なるほど。あのときはこういう方法がとれたんだなー」とかいろいろ考えてしまってなかなか進まなかったのですが、これからそれらを実践していくことで自分のものにしていければと思っています。


2012年9月21日金曜日

マイステッカーを作りました


マイステッカーを作ってみました。
私がTwitterアイコンにしているタングラムの猫です。zakさんにsvgを描いてもらい、それを左右反転して1枚ずつ業者に依頼してステッカーにしてもらいました。

最近勉強会に行くと、みんなノートPCにぺたぺたステッカーを貼ってるからうらやましくなって作ってしまったのでした。うむ、カッコイイ。


svg画像: https://dl.dropbox.com/u/1682460/generative_cat/generativecat.svg

2012年9月17日月曜日

バイオハザード5見た

2012/09/16(日)、Aizu.LTの帰りに渋谷で「バイオハザードV リトリビューション」を見てきました。
4は、3で強くなりすぎたアリスのインフレを解消してから暴れて終わっただけだったのでおもしろくなかったのですが、5はおもしろかったです。

レオンとエイダがいいキャラでよかったですね。この殺しても死なないような人たちが残って、完結編の6がどうなるかすごく楽しみです。

ただもうゾンビとかあまり関係なくなりましたね。映画のバイオハザードは、1と2はゾンビがそれなりに怖かったですが、それ以降の怖さというのは「ゾンビが全力疾走で襲ってくる」というものになったので、ホラー的な感じはもうないです。でも全力疾走は怖いです。
それともう人間が数えるほどしか生き残ってないので、次回は出演者がかなり少なかったりするのかな。

ゾンビものはたいてい最後に核を撃って終わってしまうので、違う形でおわってほしいなーと思ったりします。核で終わるとなんかだいなし感というか、話を広げた意味がなんもないじゃんという感じがすごくしてイヤですね。

2012年9月16日日曜日

集合知について発表してきました

「集合知によって得られる大切なこと」というタイトルで発表してきました。


はじめは2012/09/16(日)のAizu.LT::Tokyoで発表する予定だったのですが、前日開催された闇鍋プログラミング勉強会で発表者の欠員が出たため、そちらでも発表しました。

このブログで以前書いたように、私は一時期、集合知に対して希望のみを抱きすぎ、期待通りに事が進まずそれでだいぶ落ち込んでいました(Twitterで「意識高い(笑)」というのが流行ってたのとかいろいろ重なっていたというのもあります)。最近ようやく回復してきたので、私自身が次のステップに進むために、改めて「集合知」というものを見つめなおしてそれを伝えていこうと思い、今回発表することにしました。
この発表の内容自体が私の傷をえぐり、苦心して作ったこともあり、まずは少人数でフリーテーマの勉強会で発表しようと思っていたのですが、期せずして闇鍋の70人の前で発表することになったのでした。

Aizu.LTの方では口頭で話しましたが、私が世に出している多くの資料は、書籍や雑誌記事はもちろんのこと、勉強会の発表資料も事前に何人かにレビューしてもらっています。発表し、資料を公開してから細かい部分で突っ込まれるよりも、事前に有識者にレビューしてもらってから発表した方が、より多くの方に言葉が届くと思い、毎回zakさん、めるぽん、近藤さんといった方々に協力してもらっています。
今回の資料はとくに、私が無意識に確信的なところを避けていたのをレビュアーに指摘してもらいました。痛くても逃げてはいけない傷もあります。

発表資料中で「多くの人の協力が得られる前提で始めると心が折れる」「自分でできる範囲から始めよう」と書きました。これは私の体験談からきたものです。私が現在読んでいる『スイッチ!』では、このような場合に適用できる多くの改善案が載っていて、今後取りいれていこうとは考えているのですが、それらは私自身がまだ実践できていないということで資料中には記載しませんでした。これから集合知に関わっていこうと考えている方は、そちらも参考にしていただければと思います。


今回の発表で何かを感じてくれた誰かが、各人の動機で集合知に協力し、新たな集合知を生み出していき、世界をより良くする一人になってくれることを願っています。

2012年9月6日木曜日

英会話教室に通い始めた

1年くらい遅い気もしますが。

同じ職場の野中さんにオススメされてイーオンにしました。
体験で10回(2ヶ月) 19,800円でとりあえず受けてみようかなと思ったら、現地に行った人だけに提案されてるプランがあったらしく5回(1ヶ月) 9,900円のにしました。
10回の方はグループで日常会話を練習するのが8回も含まれていて、体験でさすがにそんなにはいらないな、と思って、ラウンドアップレッスンx2とグループレッスンx3のプランにしました。


レベルを測るために外人の先生と10分くらい話しました。「あなたのことを話してください」から始まっていくつかの質問に答えてから、基本文法、発音、過去形やニュアンスのバリエーション、リスニング力などをテストされたようです。
リスニングは3〜5割くらいかなーと思いました。

その結果は「自信がないから言葉がなかなか出てこないみたいだったけど、話すのに慣れて自信が付けば一気に伸びると思う」だそうです。
なので、体験で受けるレッスンは自分のレベルを一段下げてもらい、余裕を持って話せるレベルの会話に慣れることにしました。
10月からは自分の適性レベルから再スタートする予定です。


気が変わらなければ来週から1年間、木金の夜はずっと英会話です。

2012年8月19日日曜日

夏休み日記

2012年の夏休み。08/11(土)〜08/19(日)。

08/11(土)
zakさん、めるぽん、kikairoyaさんと焼肉を食べに行った。
昼間はめるぽん、kikairoyaさんと私の3人で、喫茶店でハッカソン。2人はWandboxをひたすら作っていて、私はcpprefjpの作業。atomic_signal_fence()を調べてた。

夜にzakさんと合流して焼肉。どんなお店なのか全然調べてなかったので、メニューを見て引いた。安いのでも1皿2,000円以上もする。果たして生きて帰れるのだろうか。
魔導書についてや、その他細々とした話をして「そろそろ帰ろうかねー」という話になったら伝票がない。店員さんに言えばいっか、と思ってたらzakさんがトイレに行った隙に払っていた・・・。

今回はzakさんに奢ろうと思っていたのにまたしても奢られてしまった。無念。

08/12(日)
この日に帰省。起きて家を出ようとしたらゲリラ豪雨が降ってきたので晴れるまで待ってた。
東京駅に着いて。1日ずらしたから新幹線座れるかなーと思ったら全くそんなことはなくて、結局くりこま高原駅まで立っていきました。

宮城の実家が最近引っ越したらしく、母に案内されながら新居に行ってみた。元の家から200mくらいしか離れていない、団地の手前あたりに移動してました。新築ではなく改築した家を買ったらしい。名義は兄。
私は客間かなーと思っていたら、私の部屋も用意されていました。よかったよかった。

前の家にある私の持ち物を、新居に移動するか捨てるか選べ、と言われていたのでせっせと移動してました。といっても、持っていったのは写真や昔の文集、卒業アルバムくらいです。

08/13(月)
この日は、地元の花火大会。

昼間は、知らない間に結婚してた友人を呼び出していろいろと問い詰めてました。
ファミレスでお昼を食べ、この田舎じゃどこにも行くとこないよなー、と何もない私の新実家に行って2人でダラダラしてました。

夕方になって、花火大会に一緒に行く友人が仙台から戻ってきたので、合流。
ついでに家にいるであろう友人をもう一人道中で拾って花火大会に向かいました。


この花火大会は、私の地元、宮城県登米市迫町にある長沼という大きな沼で行われる、「ふるさと花火 in 長沼」という花火大会です。
まぁ、東京の花火と比べると規模も小さいし花火もしょぼいし進行もグダグダですが、毎年これに参加すると「今年も帰ってきたなー」という感じがします。

花火が終わったあとはカラオケに行きました。
マイクの接触が悪かったのか、1本はマイク音量がすごい低かったので微妙に不完全燃焼な感じです。

08/14(火)
昼間はひたすら寝てました。16時くらいに起きて日課のcpprefjpと原稿を書いて、17:40くらいに移動。この日は高校の同窓会です。初同窓会なのでじつに9年ぶりにみんなに会います。

場所は地元にある飲み屋ツボ八。
登米高校の商業科2クラスの人が集まります。
集まったのは、男が10人くらい、女性が20人くらいでした。全部で80人くらいいたはずなので、半分足らずの参加率といったところ。


全体として、みんな結婚してた。ちょっと危機感を覚えた。田舎の27歳みんな結婚してるということを覚えた。私も結婚したいです。
私は車だったのでお酒飲んでないです。「代行呼べばいいじゃん」とブーブー言われたけど気にしない!
2次会でカラオケに行き、全部で12人くらい?で24時くらいまで歌ってた。
途中、中学校のときの友人が数人乱入してきて、彼らも中学校を卒業してから会ってなかったので最初誰だかわからなかった。

08/15(水)
朝起きて帰省終了。この日は友人が仙台に戻るというので、付いていって友人宅に一泊してから次の日横浜に戻ろうという作戦。

仙台でいろいろと物色し、とくに何を買うわけでもなくひたすら歩いて、夜に飲み屋に行き、でっかい銭湯があるというので初銭湯に行き、友人宅で寝ました。

08/16(木)
朝起きてこの日から仕事の友人に別れを告げ、私は仙台駅に向かい、そこから新幹線で東京経由で横浜に戻って来ました。

そこからはだいたい執筆管理やcpprefjpの作業などをしてました。

そんなこんなで2012年の夏休みはおしまいです。

地元の友人たちとちょっと疎遠になりすぎてたなーと思ったので、合間合間でなるべく連絡をとっていこうと思いました。次の同窓会は三十路になったらやるそうです。ちなみに3年くらい前にも同窓会が開かれていたらしく、呼ばれた覚えのない私は
(´・ω・`)
です。呼ばれれば東京にいても地元帰りますよよよ。

今回の同窓会はほとんどが地元に残ってる人たちだったせいもあってか、「アキラくん、いつかこっちに戻ってくるの?」と何人かに聞かれました。「いやー、かえんないかな」と答えておきました。そんなこと考えたこともなかったなーと今さらながらに思った。

2012年8月8日水曜日

英語版のバクマンを買ってみた

先日、みなとみらいのランドマークプラザにある本屋に寄って物色してたら、英語版のバクマンを発見したので、4巻まで買ってみました。輸入品だからか、1冊1,400円もするんですね(Amazonだと安い)。

以前Game Community Summit 2012で、「英語勉強会勉強会」という英語勉強会を開催・参加してる人たちのディスカッションに参加したのですが、その際「英語版のマンガは英語の学習に良い」という話を聞いたのを思い出したので今回購入することになりました。

好んで読んでたマンガだと台詞をけっこう覚えてますし、記憶と対応させながら「あー、英語だとあの台詞をこう言うんだー」と理解しながら読めてなかなかいいです。
一般的な英語の教材だと、なかなか自分のユースケースと結びつかなくて頭に入ってこなかったりするので、そういった意味では英語版の日本マンガはモチベーションがつきやすくていいです。

まだ成果は出ていませんが、まぁいろいろ試しているうちに自然に英語使えるようになるんじゃないかなーと思ったりしてます。

そういえば、英語版コミック全般に言える話なのかわかりませんが、英語版バクマンは全部大文字で、個人的には読みにくいですね。強調したい場合に全部大文字にする、という英語圏の文化がありますが、マンガはなんで全部大文字なのか気になるところ。


2012年8月7日火曜日

Mac Book Airを買った

これまで何度かiPhoneアプリの開発に携わってきましたが、自分ではMacマシンを持っていませんでした。
でも、最近プログラマにとってはWindowsよりもMacの方が開発環境としてより良くなってきて、Windowsだとライブラリに機能制限があったりインストールが難しかったりして、Macを一台持っておくのもいいかなーと思って、今回Mac Book Airを買うことにしました。

スペックは以下:
Mac Book Air 13インチ
CPU : 2.0GHzデュアルコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.2GHz)
メモリ : 8GB 1,600MHz DDR3L SDRAM
容量 : 256GBのフラッシュストレージ

これを買うまでのノートPCが、Let's NoteのW7で、メモリが1GBしかなかったのでそろそろ耐えられなかったのでした。メインマシンのデスクトップもそろそろ5年くらい経つので買い替えないといけないのですが、外出時に快適に作業することを優先して先にノートを新調しました。

Macはまだ慣れませんが、慣れてきたら仕事じゃなくプライベートで何か小さなiPhoneアプリでも作ろうかなーと思ってたりはします。

けっこう衝撃

いま『スイッチ!』の4章を読んでるところです。こんな文章がありました。

大半の組織の目標には、感情的な要素が欠けている。代わりに、いまではSMARTな目標が標準になった。つまり、具体的(Specific)で、測定可能(Measurable)で、実行可能(Actionable)で、重要(Relevant)で、適時的(Timely)な目標だ。 
...(中略)...
SMARTな目標は具体的なので、目標設定の最大の過ちを犯さずにすむ。それはあいまいさと無意味さだ(「私たちは、あらゆる面でつねにお客様を喜ばせます」)。しかし、SMARTな目標が効果を発揮するのは、変化の場面というよりも安定した状況だ。
...(中略)... 
SMARTな目標は感情を前提とするもので、感情を芽生えさせるものではない。


これには衝撃を受けました。
私は元々感情が激しい方で、「多くの人に訴えかけるなら、感情ではなく論理的に話さなければならない」と考え、感情を殺すよう矯正してきました。
ですがこの本を読み進めていくうちに、感情は重要なものであることを知り、さらに上記の文章が「論理的なだけでは人々に動機は生まれない。」とずばり言っていたのです。

目から鱗がボロボロ落ちてきました。ちょっと自分を見直さないといけないなーと思いました。いろいろと実験的に取り入れていき、自分のものにしていきたいと思います。

2012年7月30日月曜日

これからも集合知に関わっていくために

Facebookの方に書いたけど転載。


ぼくがこれからも集合知に関わっていき、関わるひとを増やすため​の活動を続けていくのに必要なのはなんだろうか、とずっと考えてます。

ぼくはこれまで、人々が活動を始めやすいように先駆者になり、模​範となり、継続的に活動し、オープンソースを含む集合知が世の中​に与える影響などを伝えてきましたが、それだけではあるところま​で行くと限界が来ることに気付きました。もちろんこれまでの活動​が無駄ではないし、人も増えました。だけどこれ以上のことをする​には、ぼく自身がもう一段階成長しなければならないのでしょう。
後に続く人のための道を整備したり、理論的なことを伝えるだけで​はなく、『スイッチ』という本に載っていた象使いの話のように、​「象」すなわち人間の感情に訴えかける活動もしていかなければな​らないんでしょう。

長く険しい道ですが、いけるとこまでいきます。

2012年5月23日水曜日

アスペン旅日記


2012/05/12(土)から05/21(月)の期間、アメリカのコロラド州アスペンで開催されるC++Now!に参加してきました。
初海外旅行でした。これはその旅日記。


なぜアスペンに行くことになったか
2011年11月、Boost.勉強会 #6 札幌にて。その前から話はあったのですが、懇親会で近藤さんからいつものごとく「参加しろー」攻撃を受けて揺れていたのでした。2次会の席に近藤さんはいなかったのですが、私が「お金ないし、会社のお金も使いたくないんですよねぇ」というようなことを言ったらほっとさんとあんどちんさんから「金はあるうちに使え。金は現在価値が一番高いんだ」というようなことを言われ、決め手になりました。


海外旅行準備
co-meeting上で近藤さん、zakさんにアドバイスをもらいつつ準備を進めました。

  1. 見積もりを出して社長のuskzさんに出張費を出してもらい、
  2. 実家に連絡して戸籍謄本を取ってきてもらい、
  3. パスポートを申請し、
  4. 航空券を探すおすすめサイトを教えてもらい(Expediaというとこ)、
  5. 会場近くのホテルを探してもらい(limelight lodge, Hotel Aspen, Moly Gibson Lodge, Tyrolean Lodgeをおすすめされ、Hotel Aspenにした)、
  6. C++Now!に申し込み、
  7. 事前に秋葉原のヨドバシ横にある通過換金所で500ドルほど換金しておき、
  8. iPhoneが使えるかなど相談し(アメリカに降り立つと自動的にAT&Tに切り替わる。1日3,000円ほど)、
  9. パスポートのコピーをとり、
  10. クレジットカードのコピーをとり(紛失時の即停止用)、
  11. アイマスクを購入し(飛行機で寝るときとなりの人がPC付けたりゲームしてたりすると困るという)、
  12. ホテルの住所を印刷(タクシーで連れていってもらうため)
初海外はわからないことだらけなので大変です。アドバイスはほんとに助かりました。


初国際空港
出発当日。
今回、『C++ Templates』の著者がKeynoteするということだったので、自分の本をプレゼントしよう!と思い成田空港に向かう途中で秋葉原のヨドバシに寄って『C++テンプレートテクニック』を購入。自分の本を買うのはへんな気分。日本での最後のご飯なので、秋葉原の味噌汁家でお昼ごはん。日本ぽい。

成田空港に着いた。
チェックインはどこだろうと彷徨ってUNITED(航空会社)の窓口を発見。わざわざ苦情を言いに来たひとが10分くらい話してたせいでだいぶ時間ロス。チェックインの場所はここじゃなかったらしく場所を教えてもらった。
チェックインの場所に着いたときが1時間20分前くらい。それでもギリギリだと言われた。係の人に手伝ってもらい端末にパスポートの情報、宿泊先の住所などを入力・・・最後でエラー発生。
係の人に「ビザはとりましたか?」と聞かれ、
私「え、いやとってないですよ。」
係の人「では、エスタはお持ちですか?」
私「エスタってなんですか?」
エスタというのはビザの代わりに必要なもののようで、それを持ってないとアメリカに入国できないとのこと。「PCで今すぐ申請してください、45分前をきったら搭乗が難しいですよ」と言われPCを借りて申請。ちょうど45分前。なんとか搭乗許可を係の人にとってもらい、「走らなくても大丈夫ですが必ずまっすぐ向かってください」と言われ慌ただしく移動。
なんとか飛行機に乗れたのでした。


2度目の飛行機。ただし道は長い

1度目の飛行機は、昨年末のBoost.勉強会 札幌への国内線でしたが、今回は国際線。
成田空港からサンフランシスコ空港まで8時間かかり、さらにそのあと2回乗り継ぎがあります。

とりあえず、ネットがつながらないとできることが限られるので、オフライン状態のノートPCでcpprefjpサイトの作業。C++11の規格書を開いてGCCでコードを書いて文章にまとめていました。
3関数ほど書いて、これ以上はちょっとネットで調べながらじゃないとしんどい、ということで中断。

PS Vitaを取り出してラグナロクオデッセイ。1時間30分くらいやってました。
おもいっきり飛行機酔いしました。
頭が痛くて吐き気がすごい・・・これはもう寝るしかない。寝ました。


目が覚めて窓の外を見てみたら、ちょうど日の出の時間で、大陸が遥か向こうに見えました。あ、アメリカか!ちょっと感動しました。
再び寝ました。


サンフランシスコ空港にて

サンフランシスコ空港に着きました。アメリカでは最近の法改正によって飛行機が着陸した瞬間から携帯を使ってよくなったというのを聞いていて、実際搭乗してた人がたくさん電話を始めたので、私もさっそくiPhoneの3GをONにしてみました。AT&Tにつながった!ソフトバンクじゃない!
早速Twitterクライアントを立ちあげて「サンフランシスコなう」とつぶやきました。

さて、これから入国審査です。飛行機内で入国審査の紙をもらって、オフラインの辞書で調べながら項目を埋めてありました。
まっすぐ進むと行列。韓国人ぽい方がたくさんいる列の後ろに並んでみました。並ぶこと30分ほど…

怖い顔の警備員「What your purpose?」
私「あわわわ」
怖い顔の警備員「あなたの目的はなんですか?観光?(日本語)」
私「あ、participation to conference」
怖い顔の警備員「xxx(全然聞き取れない) Are you visitor?」
私「え???」
怖い顔の警備員「(向こうを指さして)Bye-bye」

どうやら並ぶ列を間違っていたようです。こっちの列はアメリカに帰ってきた人たちが並ぶところのようです。Visitorの方に並び直し。30分ほど・・・やばい。飛行機の乗り換えがギリギリすぎるぞ。

別な怖い顔の警備員「(入国審査の紙を見ながら) xxx? (全然聞き取れないけど指を指してなんか言ってるので「ほんとにこれで合ってるの?」と言ってるらしい)」
私「(なんだかよくわかんないけど)あ、間違い間違い。」
チェックを書き直し。
別な怖い顔の警備員「Buisiness?」
私「あ、Yes!」
別な怖い顔の警備員「Yes? ... What your purpose」
私「participation to conference」
別な怖い顔の警備員「fm... What your job? あなたの仕事は?(日本語)」
私「ソフトウェアエンジニア」
別な怖い顔の警備員「Oh...fmfm」
別な怖い顔の警備員「xxx (指を指紋認証機に乗せろと言ってるらしい)」
私「Right? (右手?と聞いたつもり)」
別な怖い顔の警備員「...」
私「(全然反応してくれない…まぁいいや)」
指を右手4本、右手親指、左手4本、左手親指の順で乗せ、最後にカメラに顔を向けさせられた。
最後にパスポートにハンコを押してもらって入国審査が無事に終わったらしい。


やっと抜けられたぞー。飛行機の時間がピンチなのでダッシュ!
荷物どこやーと彷徨っていたら女性の警備員の方が「Tokyo?」と聞いてきたので「Yes!」と答えたら荷物が置いてあるところの番号を教えてもらったので一直線にダッシュ。無造作に転がっていました。無用心な…。

そのあとさらに荷物チェック。チェック台に荷物を載せようとしたら、警備員の方に入国審査の紙をつきつけられて「meat!?」と言われ、「(特定の食べ物が食べれるかの宗教的なチェックだと思ってたので)え、肉ダメなの?」というようなよくわからないやりとりをして、私がよくわからなくてチェックを入れたと判断されたらしく、「もう行っていいよ」というような素振りをされたので荷物チェックに進みました。

あとで近藤さんに確認したら、あれは「xxxが食べれるか」じゃなくて「xxxを持ち込んだか」という質問なのだそうです。takeとbringを間違ってた。


荷物チェックを抜けてUNITEDの国内線に向けてダッシュ。荷物の預けなおしのところに来ました。そこの警備員の人が持っていた検査機で「ビー」と音が鳴りなぜか別な列に並ばされました。
いま荷物チェックしたやん・・・。
並ばされた列では係の人がのっそりのっそり1人を相手にするのに5分以上かけて仕事をしてて、このままじゃどう考えても間に合わない、と思い途中で列を抜けて係の人に詰め寄り、
私「(航空券を見せつつ)I'm no time! (時間ないから早くしてくれ!)」
係の人「It's too late」
私「too late!? え、手遅れ!?」
私「What do I? (ぼくはどうすればいいの?と聞いたつもり)」
係の人「stay line! (並べ!)」
私「hai...」

並び直し、10分くらい経ってようやく順番が回って来ました。
これはもう間に合わない・・・さっきとは違う係の人。
私「(航空券を見せつつ) I'm no time, but it's too late (時間ないけど、もう間に合わないって言われた・・・と言いたい)」
係の人「... (航空券を見つつパソコン操作)」
係の人「xxx (聞き取れない) twenteen fifty-four, xxx, arrival Aspen tonight. OK?」
私「tonight? today? OK OK!」

新しい航空券をその場で発行してもらいました。
そして幸か不幸か、新しい航空券の時間と便が、あとからやってくる近藤さんと全く同じだったのでした。

Twitterクライアントを立ちあげ近藤さんに@を送る。

@cpp_akira「@redboltz 入国審査に手間取ってデンバー行きの飛行機間に合いませんでした。幸か不幸か近藤さんと同じ14:54の飛行機に変わりました」
@redboltz 「@cpp_akira まだ空港にいる?」
@redboltz 「@cpp_akira 把握」
@cpp_akira 「@redboltz いますいますGate 60-90のSecurity Checkpointの前にいます。」
@cpp_akira 「近藤さんの入国審査待ちなう。外を眺めてて、「あれ、車が左走ってるぞ」と思ってしばらく見てたら2車線だった。」

そんなこんなをしてると、近藤さんが颯爽と現れたのでした。
助かった。これでもう安心だ!

近藤さんとお昼ごはんを食べつつ、デンバー行きの飛行機に乗り、とくに苦難もなくアスペンにたどり着きました。


アスペン到着!

アスペン空港について3GをONにした。荷物が出てくるのを待ちつつ、実家に電話してみるなど。
(初海外旅行だからかお守りまで送ってきてたので心配してるだろうから)
若干のラグはありつつも「着いたよー」と連絡完了。

荷物がちょうど来て、近藤さんを迎えにきたホテルのシャトルについでに連れていってもらえることに。
(最初はタクシーを拾うつもりでしたが、この空港タクシー全然いない。危なかった)
運転手さんが「Are you c plus plus conference?」と聞いてきた。
近藤さんがいろいろ答えてた。
同じシャトルに乗った外人さんも参加者らしい。ケイナンさん。遺伝子関係のベンチャーで働いているらしく、C++とかHaskellを使ってるらしい。


Hotel Aspenに着いた。
ここでも英語でだいぶ苦戦しつつもなんとかチェックイン。
ホテルのWi-Fiがつながったので、3Gをオフ。近藤さんがTwitterで待ち合わせ場所を連絡してきてくれたのでそこに向かう。
Jimmy'sというバーで晩ごはん。肉肉しい。蛇口からコーラが出てました。


アスペン探検

次の日は16時からC++Now!のRegistrationなので、近藤さんとアスペンを歩きまわることに。
だいたい一周しました。足が痛い。
お昼ごはん。肉肉しい・・・。


C++Now!参戦

技術的な内容ははてなの方に書いてあります。

C++Now! 2012に参加してきました - Faith and Brave - C++で遊ぼう

ここからは時系列的なものではなく、細かい単位でのまとめ。


Ray Fix

今回、近藤さんが前に知り合ったという日本語の話せるアメリカ人Ray Fixと知り合いになれたことが大きかったです。たびたび会話を助けてもらったことはもちろんですが、英語だらけの場所で日本語で話せる安心感はすごいですね。


Jeonggyu Lee

ホテルで朝ごはんを食べていると、「おはようございます」と日本語で声をかけてきてくれた人がいました。C++Now!の参加者だったのですが、話してみるとアメリカ在住の韓国人で、Intelに勤めているそうです。日本語が少し話せるみたいで、その後何度か話す機会がありました。


アスペンの街

リゾート地だけあって治安がいいですね。夜は静かだし。
家は別荘が多く、どれもユニークな装飾が施されているので、歩いていると楽しいです。
でも標高が高いせいか、歩いていると息切れします。
それと、京都のように碁盤の目の街です。C++Now!の会場は隅にあるので、方向だけわかっていればてきとうな道順で行ってもたどり着けます。


ランチブレイク

C++Now!の会場からご飯が食べれるところまでは2kmくらいあるのです。
毎日お昼を食べに2kmくらい歩いて、食べてからまた2kmくらい歩いて会場に戻っていました。
C++Now!のランチブレイクは2時間あります。


ディナーブレイク

C++Now!は朝起きてから夜寝るまで続きます。朝8時から夜22時までです。
なのでディナーブレイクがあります。18:30からディナーブレイクで、20:30から最後のセッションがあります。晩ごはんを食べに2kmくらいまた歩いて、食べてからまた2kmくらい歩いて会場に戻ります。
しかし夜のセッションは人がけっこう少ないです。
私もLibrary in a Weekの作業をしたかったため、移動時間がもったいないから1日だけ夜のセッションをサボりました。


チップ

チップは日本にはない文化なので難関です。
カードで支払うとき、現金で支払うときで払い方が変わります。

あと、チップのために1ドル冊をたくさん使うので、いっぱい用意しておいたほうがいいですね。
毎朝、清掃員さんのために枕元に1ドル置き、朝食のバイキングを食べたあとに1ドル置いてました。
ホテルのロビーで「Can you break a one?」と言えば1ドル冊に両替してくれます。

基本的にカードを使っていたので、チップと、複数人でご飯を食べに行く時だけ現金を使います。


食生活について

肉と甘いものばかりで、途中から体が受け付けませんでした。
アメリカには住めないですね・・・。


英語について

しゃべれなくても意外となんとかなります。同じ人間だもの。



あとは何か思い出したら追記するか別エントリを立てます。

2012年5月7日月曜日

Japanese for Programmers

Japanese for Programmers

「プログラマのための日本語」という記事。英語圏プログラマに日本語を知ってもらうことを目的に書かれた記事です。冒頭の文章を引用し、訳します。


「プログラミングとソフトウェア開発は、非日本人が日本で大きな仕事を見つけることのできる、数少ない領域のひとつです。しかし、日本で働くためには、日本語を学習する必要があります。とくに、働く分野で使用される専門用語を知っていなければなりません(つまりソフトウェア用語!)。

この目的のために私は、実際のビジネスや技術的な会話、電子メール、無数のソフトウェア仕様書などから、日本のモバイルソフトウェア産業で働くことで、4年間ノートを集めました。この記事の全ての資料は、日本人のネイティブスピーカーによる、現実世界の使用法からきています。もちろん私は、このことを企業秘密にならないように編集しました。」


この記事には、多くの方からの好意的なコメントが寄せられています。
私たち日本人は、英語圏から情報を得て日本語圏にフィードバックし、英語圏では英語でコミュニケーションを行いますが、日本語の技術ブログでも英語圏の方が英語でコメントしてくることがあります(日本語ではない!)。こういった記事を参考にしてお互いが歩み寄っていけたら、きっと世界が少しより良くなるんじゃないかという期待がもてます。

デモシーンという開発ジャンル

2012/05/05(土) こどもの日

歯ブラシ解読会に行ってきました。
「歯ブラシ」というのは「farbraush(ファーブラシ)」というデモシーン開発のグループのことで、最近そのエンジンがGitHubで公開されたということもあり、その勉強会が開催されたようです。

公開されてるエンジンには、読み方のよくわからないものがけっこうありますが、ドイツ界隈が主な活動が行われている地域のようです。
デモシーンという開発ジャンルは、この勉強会で初めて知りました。それを専門にしてる会社・部署などもあるようですね。

デモシーン開発にもいくつか種類があり、64KBの制限の中で映像を作るものや、制限なしのメガデモというものがあるようです。私はショートコーディングのような縛りプレイにはあまり興味がないのですが、映像系であれば、たとえばカラオケで流れるムービーのように、何万曲も搭載しなければいけないような場合に、1曲にそんなに容量をかけられない、というようなケースはけっこうありそうだなぁということで理解できます。
64KBにデータを収める技術としては、「データを外部に持たず、プログラム中でデータを作る」というよくある方法や、実行ファイルの圧縮といった技術もあるようです。
最近の3Dゲームでも、ムービーデータを作らずに、ゲームプレイで使用するモデルデータをプログラムで制御してアニメーションさせる、というふうにしてゲームプレイとムービーの境目をなくしたりムービーデータに割く容量を軽減したりしてますね。

それと、デモシーン界隈では、日本でもTokyo Demo Festというイベントを毎年1月に開催しているようです。今度うちのGPUプログラマを一人送り込んでみましょう。

歯ブラシ解読会は、DeNAの会議室で行われました。以前までDeNAは新宿の僻地にあったのですが、最近渋谷にできたヒカリエに引っ越したようで、駅から直結で到着するまではだいぶ楽になりました。ただ、Google並みに入るのがたいへんですね。大きいとこに引っ越すとセキュリティが厳重で不便・・・。


歯ブラシ解読会が17:00ころ終わり、zakさんに「アメリカ行くならスケッチブックを持って行きましょう!絶対役に立つから!」と言われていたのを思いだし、東急ハンズで買ってきました。A4サイズだから十分なはず。

それと、友人に頼まれていたPS Vitaのシェルノサージュを見つけたので買っておきました。
オンラインオンリーだそうなので、私は満足にプレイできる環境がないからしばらくお預け。WiMAXルータは持ってるけど、うちがギリギリ電波が入ったり入らなかったりするので、常時接続プレイはしんどい。引っ越したらネット環境をちゃんと整備しようと考えているのですが、なかなか目処が立たず…。

そんなこんなでゴールデンウィークが過ぎていくのでした。

2012年5月5日土曜日

GRAVITY DAZE

たっかからPS VitaのGRAVITY DAZEを借りてプレイしてました。2日ほどかかってクリアしました。
とても楽しめましたが、操作性が向上できる点がいくつかあったので残しておきます。


1. ナビゲーションが最終目的地を指しているのか中間地点を指しているのかわからない

これはゲーム性に関連するので手を入れるのは微妙な気もしますがいちおう。
このゲームでは、広いステージを360°回転しながら駆け巡るため目的地がわかりにくいです。そのため、目的地の方角と距離を示すナビゲーションが常に表示されています。
これはとても便利なのですが、いくつかのステージでは目的地に到達したと思ったら次の瞬間には次の目的地へのナビゲーションに切り替わり、「いつになったら終わるんだ・・・」と辟易しながらプレイしてました。これは、ダメなアプリケーションのインストーラなどでよく見られる「何度も100%になるプログレスバー」によく似ています。
これに対する改善点として、「中間地点へのナビゲーションを白字で表示し、最終目的地へのナビゲーションは赤字で表示する」という色分けが考えられます。これで、中間地点に到達するたびに終わりじゃなくてがっかりする、といったことが改善できると思います。


2. マップにカーソル表示がほしい

このゲームにはSELECTボタンで表示されるエリアのマップがあり、そのマップはフリック操作でスクロールできます(なぜか左スティックではスクロールできない…これも残念)。このマップは街ごとに用意されているのですが、非常に小さな街(と思っていた)のマップで、まさかスクロールするとは思わなかった遙か遠い位置にイベントポイントが用意されていてだいぶ迷いました。
もちろん、そういうのを謎解き要素とするようなゲームならそういうデザインはありなのですが、これはそういうゲームではありません。
これに対する改善策として考えられるのは、マップに「スクロールできるかどうかがわかるカーソル」を表示することです。あの迷った時間はほんと無駄だった…。


3. 攻撃の補正支援

このゲームの主な攻撃方法は、地上での基本攻撃「キック」と、空中での基本攻撃「重力キック」の2つです。この2つに、以下の問題と改善点が考えられます。

・キック
ジャンプキックがマニュアルすぎて全然当たらない。近接敵の近接コアへのある程度の補正は入れるべきです。

・重力キック
このゲームは360°回転しながらのプレイなので、敵の方向を示すナビゲーションは表示されていますが、それでもまだまだ狙いを定めにくいです。□ボタン長押しで近接敵の近接コアに狙いを定め、□ボタンのアップトリガーで攻撃するようにすべきです。


4. 重力スライド

画面の左端と右端をタッチすることで、スライド走行ができます。これは、タッチ操作にしてみたかっただけなんじゃないか、という気がすごくします。すごく操作しにくいです。タッチ操作は残してもいいからキー操作も入れましょう。Lキー押して準備状態、その状態でRキーを押すと発進でいいんじゃないでしょうか。重力能力の一つなのだし、Rキーを絡めるのは必要だと思います。

あと、重力スライドしながら敵に突っ込むと自動的に発動するスライダーキックは別にいらないですね。今回、使いどころないですよね…。


とりあえず気になったのはこれくらいです。なんか悪いとこばっかり書いてますが、よくできててほんとにおもしろかったです。このゲームをやったあとそのまま寝ようとしたら頭がぐわんぐわん揺れてて酔ってた、というのがあったので、三半規管が弱い人にはきびしいかな、と思いましたが、そういうのが主体のゲームだからマイナスポイントではないです。
あと、このゲームのPVがとてもいいですね。PVで感動したゲームはひさびさでした。





2012年5月2日水曜日

ニコニコ超会議に行ってきた

2012/04/28(土)

13:00くらいに起きて、これから行っても終わりそうだなーと思ったのでニコニコ超会議さぼり。
夜に渋谷でめるぽん、zakさん、kuraさんと日経めるぽん*1の打ち上げ。


2012/04/29(日)

12:00くらいに起きて、これくらいならまだやってる時間に行けそうだぞ、ということで幕張メッセで開催されてるニコニコ超会議に行ってきました。

ニコニコ超会議は無料ブースと有料ブースに分かれていて、その境目にチケットと通行証(リストバンド)の引換所がありました。ちょうど無料ブースに付いたら小室哲哉さんがAvexブースでしゃべってました。無料ブースは、だいたいが企業ブースといった感じでした。
有料ブースはふらっときた参加者でも気軽に参加できるようなブースや討論会、のど自慢や、ニコニコ大百科のようなコミュニティのもくもく作業など、ユーザー参加型という感じがすごい出ていました。東京ゲームショウのような同会場で開かれているイベントが完全な企業から与えられるオンリーなのに対して、ニコニコ超会議は、開かれていてウェルカムな印象がありました。

脳波で動かすねこ耳『nekomimi』が販売されていて、会場にも付けてる人がいっぱいいましたが、7,900円とお高かったので買いませんでした。微妙にほしかった。

全体を見て回ってから、ニコニコ学会の発表を主に聞いていました。ほんとはエンジニアミーティングで知り合いがけっこうしゃべってるようだったから見に来たつもりが、結局どこでやってるのか見つけられず(あとから聞いたらニコニコ学会の隣だったとか…)。
ニコニコ学会はなかなかおもしろい話題で盛り上がっていましたが、突っ込みたいなーと思いつつ質問していいのかどうかよくわからなくてむずむずしてました。
最近私が主催しているBoost.勉強会でも質問スタイルを導入したこともあって、質問のスタイルがどこかに書いてあるといいのかなーと思ったりしました。

帰りは電車がすごい混んでたので、混雑が解消されるまで駅の近くの喫茶店で休憩。
暗黒騎士になったところで満足して中断してたiPadのFFタクティクスをやってました。全クリしたころには19:00。
だいぶ電車もすいてたので乗って、しばらく経ってから「これ逆方向じゃないか」ということに気付いて引き返し。人生二度目の京葉線トラップ・・・。帰るのに結局3時間もかかりました・・・。

ニコニコ超会議はユーザー参加型という印象がとてもよく表れたいいイベントだったと思います。ぜひこれからも続いていってもらいたいですが、今回の参加者の多さを考えると、大きすぎる規模はユーザー参加型という仕組みだと破綻しそうだなーと思ったりしました。来年はやらないということなので、まぁそうだろうなーと思いつつ残念という気持ちもあります。
楽しかった!


*1: 『日経ソフトウエア』でめるぽんが5ヶ月間執筆したC++11連載

2012年4月25日水曜日

ニコニコ超会議のチケットをとった

4/28(土)と4/29(日)の2日間、幕張メッセでニコニコ超会議があるようなので、今日秋葉原のとらのあなで前売りチケットを買ってきました。1日1枚みたいなので2枚で2,000円。

エンジニアミーティングという開発者がしゃべる用のトラックが設けられていたりするので、どんな雰囲気なのか楽しみ。
どれくらい人が来るのかわからないけど、コミケくらい人がうじゃうじゃいたら来年からは行かなくていいかなーと今から思ってたりする。

2012年4月21日土曜日

集合知は希望に満ちた世界ではない

私はいくつかの集合知サイトの運営を行っている。
開始当時は、個人のブログでバラバラになった情報を統合し、コミュニティでより良い日本語ドキュメントを発信していこうと躍起になっていた。いまでも諦めてはいない。

しかしどうやら、サイトの編集作業というのはプログラマにとって興味の薄いもののようだ。
何千、何万というユーザー母数を持つコミュニティだが、私の集合知サイトに関わっているのはわずか数名で、継続的に活動しているのは5名程度しかいない。私が主催している勉強会やブログ、Twitterなどで呼びかけることで一時的に人数は増えたが継続にはつながらなかった。

私は集合知というものに夢と希望を持ちすぎていたのだと思う。協力が得られる前提で一定規模以上のことを集合知でやろうとすると、思ったよりメンバが集まらず、終わりが見えず人間不信に近い状態になり心が折れる。それを何回も繰り返している。
このことから得られる教訓は、集合知は協力が得られる前提ではじめてはいけない、ということだ。
自分が一人でできる規模のことから小さくはじめて、窓口を設けて希望薄に継続的に呼びかけていくしかないのだろう。

人が集まらず、人が離れていくことで、私は呼びかけることに臆病になってしまった。終わりが近づき、精神が回復するまでは今継続的に活動してくれている小規模なメンバで地道に進めていくしかないだろう。自分に人徳がないことを憂いたこともあるが、それはどうしようもないところなので、自分で決めたことをやり遂げるために何度折れても続けるしかない。

私はWikipediaを「いたずらが蔓延した失敗の集合知」であると考えていたが、継続的に活動してくれるメンバがそれだけ多いというのは、いたずらを差し引いても大成功の部類の入るのだろう。

ひとまず、編集作業をなんとか心が折れない程度に習慣化できつつある。粛々と活動し続けよう。

協力を得られないことに悪態をついてはいけない。善意は強要するものではない。
そんな小さな需要ならいっそサイトを閉じようかと何度も思ったが、今では多くのメンバが継続的ではないにしろ少なからず関わっているため、そんなことはもう考えないことにした。何度心が折れようとも続けてみせる。

ただし、少人数でやっている以上は、なんらかの対価はどこからか得られるべきだとも思う。そのうち個人サイトのどこかに寄付ボタンくらいは置こうかと考えている。PayPalのような決済サービスが最近、日本の法律にふれて寄付ボタンを撤廃してるので、もう少し先になるかもしれない。

ひとつお願いがあるとすれば、「日本語ドキュメントが少ない」と愚痴るのは控えてほしい。そういうコメントを見る度に、寝込むか壁に頭を打ち付けるかするほど一発で心が折れるのでやめてほしい。

2012年4月12日木曜日

ループする思考

最近よく思考がループしてるので吐きだしておく。

1. 世の中、悪意が満ちている
2. 悪意ではない、善意がないだけだ
3. 善意は強要するものではない
4. 数日後 1. に戻る

眠れない。

2012年4月11日水曜日

アメリカ行きの準備がほぼ完了

今年の5月に、C++Now! 2012というC++のカンファレンスに参加してくることになりました。
去年の末くらいから徐々に準備を始めてきて、今日ホテルの予約までしたのでだいたい準備が整いました。
あとはぎりぎりまで英語をなんとかするしかないですね・・・。来週からC++Now!まで、毎週月曜日にuskzさんが英語をたたき込んでくれるそうなので、がんばらねば。

ちなみに、現地までは私一人で行くのですごい不安です。向こうに無事辿りつけば、近藤さんと、日本語を話せるRay Fixがいるはずなので、なんとかかんとか辿り着かねばなりません。不安だ・・・。

不安を解消するには努力するしかない、今までずっとそう思って努力してきたのですが、最近いそがしくてこっちの努力をすっかり怠っていましたね・・・。本腰入れます。

法の感情

最近、ソーシャルゲームに対する風当たりが強くなってきている。
法による規制も検討されているそうだ。

ソーシャルゲームの、データに対する課金や、それにともなう個人間での売買行為は、法の目にはパチンコのような賭博に見えるらしい。 しかし、ソーシャルゲーム市場は、多くの雇用を生み出すことにも成功している。何十、何百というタイトルが10人を超えるチームから日々生み出され世にリリースされ続けている。それだけの人数を雇えるだけのお金を生み出し、実際それによって雇用を生み出しているシステムを裁く法の感情とはなんだろうか。

そこではどんな感情で意志決定が行われるのだろう。独裁ではなく多数決ではあるが、一人ひとりに感情があり、それを主張しているはずだ。 そこには、悪を裁く正義があるのだろうか。その正義とはなんだろうか。はたまた雇用を生み出している実情を知らない無知によるものか、正義と悪とまではいかなくてもなんらかの道徳によるものなのか。そしてそれは多数決で決めてよいことなのか。 

私もこれから組織やコミュニティを運営し、決断を下さなければならない場面に直面していくことだろう。その際に、私は皆の納得のいく結論に正しく導いていくことができるだろうか。 正義とは何か。意志決定の感情とは何か。これから学び続けていかなければならない。


2012年2月22日水曜日

100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著 君のために選んだ1冊


本日 2012/02/22(水)、翔泳社から『100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著 君のために選んだ1冊』という本が出ました。

この本は、Developers Summitというソフトウェア開発者向けイベントの10周年記念として出版されたもので、私も3年くらい前にDevelopers Summitで講演した縁から、記事を書かせてもらいました。

お題としては、「特定の誰かを思って書かれた手紙のような記事」という形式で、おすすめの書籍を紹介してくれ、というものでした。

私は今回、『ジェネレーティブプログラマへの道』というタイトルで、私のTwitterアイコンにもなっている『ジェネレーティブプログラミング』の紹介をさせてもらいました。
最初は『ハッカーと画家』を紹介しようと思ったのですが*1、100人の著者がいる中で自分の役割はなんだろうと考えたときに、プログラマやソフトウェア開発者一般の考え方や成長に繋がるものはみんな書くだろうから、私は、なかなか光が当たらなそうで、かつ自分自身にも当てはまるライブラリアン向けの記事を書こう、と思い、本を選びました。

プロジェクトにおけるライブラリアンの役割というのはすごい重要なんだよ、というのを書いてみたので、気になる方は読んでみてください。

ちなみに、私のおすすめしたい誰かは「3年前の自分」というメタな相手にしました。


翔泳社から見本がまだ届かなかったので、待ちきれず今日のお昼に本屋で買ってきてしまいました。知り合いも何人か参加していて、「みんな熱いな-」と思いながら読んでました。みんなの熱い想いはちゃんと受け取りましたよ!そしてこれから私も受け取った想いをほかの誰かに伝えていきます!


日本の開発者はブログで活躍してる人はすごく多いですが、書籍に関わる人がまだまだ少ないので、この機会にそちらにつながっていくといいなーと思います。


最後に、本記事の執筆にあたり、多大なる助言をいただいたzakさんに感謝します。
zakさんと一緒に生み出したこの記事が、本書において最強になったと胸を張って言えます。


*1: 『ハッカーと画家』 6章の「富の創り方」は全人類が読むべきです


2012年2月14日火曜日

岡山旅日記

2012年02月12日(日)

岡山で中3女子と縄文C++BBQ - ATND

Boost.勉強会 #8 大阪の次の日、陶芸家プログラマのボレロ村上さんの個展に遊びにいくことになりました。場所は岡山県。大阪より西に来たのは初めてです。


前日、めるぽんと梅田でてきとうなホテルを1部屋ずつとって泊まり、朝時間を合わせてホテルを出てJR大阪駅に移動。切符を買って窓口のとこでkikairoyaさんと合流。
3人で岡山駅に移動。岡山駅でもうひとりkmt_tさんと合流。4人でさらに電車で新見駅まで移動。

着きました。



新見駅から1分くらい歩いたとこにある川です。少しだけ雪が残ってました。
そこからkikairoyaさんの運転するレンタカーで移動。


井倉洞という鍾乳洞にやってきました。鍾乳洞は、小さい頃に福島のあぶくま洞にいったことはありますが、全然記憶にないので楽しみでした。


入り口の近くに滝が流れていました。


これが入り口です。
橋を渡って下に行くと出口。帰りは上から降りてきます。
鍾乳洞前で、別ルートで来ていたボレロ村上さん、egtraさん、北海道からはるばる来たlapisさんと合流。


鍾乳洞の中です。白くて水が垂れてる岩がたくさんあって、他にもいろんな形の岩があったり、観光用に道が整備されてもところどころすごく狭かったりでなかなかアドベンチャーでした。




鍾乳洞動画!


このあと、満奇洞というもう一つの鍾乳洞に行きました。こちらはさっきのとこと違い、上り下りがあまりなく、鍾乳洞内に池や川があったりしました。


そのあと、ボレロさんの個展をやってる猪風来美術館に移動。


博物館てだいたい行くと眠くなってしまうのですが、作ったのが知り合いなので説明を聞きながら興味津々で見てました。縄文土器めっちゃかっこいいです。作品の数々は、本当に感動しますね。あれはすばらしいと思います。


休憩室には、ボレロさんの先生?の猪風来先生もいて、海外での活動や、IT技術者やアニメ制作者などがこういった伝統芸能に関心を抱き始めているという話をしてくれました。


一通り見て回って、ボレロさんの工房のとこでみんなでバーベキュー。


移動中。見えないですが、左の方に大量の薪が置いてありました。


土器を焼く釜です。初めて見ました!焼くときは、1週間くらい2~3人で交代しながら寝ずに薪をくべるんだそうです。陶芸ってほんと大変ですね。


バーベキューの準備中の写真。
ものすごい量の肉でさすがに食べきれませんでした。
猪の肉も初めて食べました!


このあと18:30くらいにボレロさんの博物館をおいとまして新見駅に移動。みんなとお別れして岐路につきました。