2016年7月9日土曜日

カメラを買いました

周りのバイク友だちがいいカメラでいい写真を撮っているのを横で見ていて、自分が撮るiPhoneの写真に限界を感じていたので、いろいろ調べてカメラを買いました。


SONYのRX100M3というコンパクトデジカメにしました。高級コンデジと呼ばれるジャンルのカメラだそうで、レンズ交換できない以外は一眼レフと同等くらいの性能があると聞きました。(ぼくはカメラについてくわしくないので、実際どうなのかはわからないです)

まだ買ってから数日しか経っていないですが、近所で何枚か撮ってみました。












けっこうキレイに撮れて、性能としてすごく満足です!あとは技術を身につけますっ!

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2016年6月11日土曜日

乗ったスーパースポーツまとめ

ぼくはスーパースポーツバイクが好きです。
各メーカー最高のバイク、最先端技術、楽しさ。スーパースポーツはロマンです。

試乗も含めていろいろなスーパースポーツに乗ったので、専門的なインプレッションは書けませんが、簡単な感想をまとめていこうと思います。

YAMAHA YZF-R1 2013年モデル



はい、ぼくのバイクです。
この年式のR1は、特徴としてクロスプレーンエンジンというのがありますね。燃焼トルクと慣性トルクのうち、慣性トルクをほぼ完全になくし、コーナリング時のコントール性を向上させています。
コーナリングが非常に楽しいです (^q^)
走行モードとして、STDモード、Bモード、Aモードがあり、詳細な説明は割愛しますが、最初の1ヶ月くらいはBモードで乗っていました。BモードだとR1はただの大型排気量バイクになります。おもしろくはない。ですが、雨の日や、低速走行時などは安心度が上がります。
普段使っているのはSTDモードです。スロットルレスポンスが非常に早いです。スロットルレスポンスの早さは楽しさに直結します。非常に楽しいです。

あと、センターアップマフラーが大好きです。センターアップの流行はもう終わってしまったらしく、悲しいですね。このバイクからの乗り換え先はどうすればいいんだろう、とまだ先のことですがちょっと不安になってしまっています。

HONDA CBR1000RR 2015年モデル


R1を買う前に「スーパースポーツというのがどんな感じなのか、どれか乗ってみよう」と思い、ホンダの試乗会で乗りました。
CBRは、他のメーカーのどこか尖ったスーパースポーツと違って、クセがないのが特徴かなと思います。乗りやすいです。
当日は緊張のあまり、写真を撮り忘れました (^^;
初めてのスーパースポーツだっただけに、ハンドルが遠く、前傾がきつく、足つきが悪い、という印象がありましたが、R1のほうがきついです。
R1ほどのスロットルレスポンスの早さもないことで、乗り始めの低速は安心感がありました。試乗会で駐車場の細いコースを走ったこともあって、40km/hくらいしか出していないので、本当に楽しいところは味わえていないと思います。

KTM 1190 RC8 R 2016年モデル



RC8は、KTMの試乗会で、船橋のオートレース場で乗りました。
R1ほどスロットルのレスポンスは速くないので初めてでも乗りやすかったです。
タンクが細く、ニーグリップがしやすかったです。
シート高もそれほど高くないので安心です。

MV Agusta F3 800 2016年モデル


「走る宝石」の小さいやつです。箱根ターンパイクで行われたMV Agustaの試乗会で乗りました。
F3は、ものすごく乗りやすかったです。
初めてのオートシフターでしたが、「シフトチェンジの楽しさがなくなったらイヤだなぁ」と不安に思っていましたが、意外と楽しかったです。スロットルを戻すことなくシフトアップして加速していくのもまた、別な楽しさがありますね。
電子スロットルも初めてでした。スロットルを離してもすぐ戻らないという話を聞いていましたが、公道の速度域なら気にするほどではなかったです。
シート高が805mmなので、スーパースポーツの中では足つきが非常にいいバイクだと思います。
コンパクトでパワフルだったせいか、非常に楽しかったです。
これで名前がR1で、カラーがブルーで、カウルが自分好みなら欲しくなりそうでした。

BMW S1000RR 2016年モデル


S1000RRは、箱根ターンパイクで行われたBMWの試乗会で乗りました。
電子制御の塊と噂の、2015年以降のS1000RRだったので、非常に楽しみでした。
まず、乗り味は全体的にマイルドでした。RACEモードも試しましたが、急激な加速もなくグイーーンと徐々に速度が上がっていくので、スーパースポーツという感じはあまりしなかったです。
音も静かで、発進のときは「これほんとにエンジンかかってるのかなぁ」と不安になりながらスーッと進んでいくので、違和感がすごくてちょっと怖かったです。慣れの問題だと思います。プリウスみたいな感じです。
低い速度域を使っている分には、電子制御がいろいろ付いていて安心な、大排気量のバイクであって、スーパースポーツらしさはあまり感じられないと思います。逆に言えば、街乗りもしやすいスーパースポーツバイクであると言えます。
この年式のS1000RRは、シフトアップだけでなくシフトダウンもクラッチレバーを握らずに使えるのが特徴です。シフトダウン時には自動的にブリッピングが行われ、エンジンの回転とタイヤの回転が自動的に合わされます。実際に試してみて、「おー、ほんとに勝手にブリッピングしてるー」というのが実感できて楽しかったです。減速とシフトダウンが安心になりますね。
S1000RRに乗っている人は周りにわりといますが、たしかにこれだけ至れり尽くせりなら、乗る人が多いのもわかるなー、と感じました。

SUZUKI GSX-R1000 2007年モデル


エバグリに行ったときに、お友達の代田さんに乗せてもらいました。
走りだした瞬間から「なにこれ、すげー楽しい、超楽しい」というのが感じられました。
全体的にバランスが非常にとれたバイクなのだと思います。
コンパクトで乗りやすく、前傾もほどよくて、加速も非常によく、コーナーも綺麗に曲がれる。
2007年でこの完成度はすごいなスズキ、と思いました。これはいいです。
GSX-R1000は乗ってる人が非常に多いですが、これはたしかにほしくなります。

KAWASAKI ZX-10R 2013年モデル


代田さんたちとエバグリに行ったときに会った、初対面のメーカーさんに乗せてもらいました。
これも走りだした瞬間から「やばい、これはやばい、超たのしい」となっていました。10Rは非常にパワフルで、官能的な加速をしますね。これは中毒性があります。
一家に一台ほしくなるバイクです。

おわりに
まだ乗っていないスーパースポーツは、いくつかあります。
パニガーレはどこで乗れるかわからないですが、機会があれば乗ってみたいですねぇ。250ccみたいな軽さなのに加速がすごいと聞いています。
DAYTONA 675は生産終了してしまったので、公式の試乗会は期待薄です。
RSV4はよく試乗会があるので、今度機会があったら乗ってみます。

ちなみに、一番好きなのはR1ですが、ZX-10RとGSX-R1000は同じくらい楽しかったです。スーパースポーツと呼ばれるジャンルですが、メーカーごとに乗り味も特徴も全然違うので、乗り比べてみるのは楽しいです。
スーパースポーツには「バイクの楽しさ」が詰め込まれています。メーカー最高のバイクに乗ることは、人類が現時点で到達している最高の技術に触れることでもあるので、最先端技術というものが好きな人もまた、スーパースポーツに乗ってみるといいと思います。

YZF-R1 2013年モデル 装備まとめ

YZF-R1 (2013)のカスタマイズ、およびバイク用品揃えもだいたい落ち着いたので、まとめておこうと思います。


バイクのカスタム
クレバーウルフのカーボンフレームカバー (綾織)
クレバーウルフのマフラーヒートガード (綾織, 右側)


低温火傷の熱対策です。

クレバーウルフのタンクプロテクター (綾織)


ジャケットのファスナーや、ウエストバッグの留め具などによってタンクが傷つくのを防止しています。ついでにここにステッカーをペタペタ貼ってます。

カーナビのマウントには、DAYTONAのマルチバーホルダー ショートロータイプと、DAYTONAのマルチバーホルダーステムマウントキットを使用しています。

DAYTONAのフェンダーレスキット


ドレスアップのために、フェンダーレスにしてます。ついでにリアウインカーは、純正のLEDウインカーにしてます。

ポジションウインカー
フロントウインカーは、前所有者が埋込み型のを付けていましたが、それだと車検が通りません。しかし、車検が通るカッコいいフロントウインカーというのは見つけられなかったので、ポジションライトをウインカーにしました。



埋込み型のフロントウインカーも残してあります。これで無事に車検が通りました。
ポジションウインカーもLEDです。

アコサットのクラッチレバー


大型バイクはクラッチレバーが重いので、軽いレバーに変えてあります。

ZERO GRAVITYのスクリーン


やはり、スクリーンは黒がいいですね。アクションカメラをマウントする選択肢が狭くなりますが・・・。

STOMPGRIPのトラクションパッド (クリア)


このイボイボはとてもいいです。ほぼ自動的にニーグリップできるので、太ももに力をいれる必要があまりなくなります。今までは革パンツを履いていたため元々ニーグリップしやすかったのですが、普段着のパンツを履いたり、レインパンツを履いたりするときにニーグリップがしにくくて、これを付けました。
費用対効果が非常に高いです。
よく「ジーパンだとこのイボイボは痛い」という話を聞きますが、インナーパンツを履いてるおかげか、痛いと感じたことはないです。

消耗品パーツ
BRIDGESTONE BATTLAX T30 (フロント, リア)


タイヤは、スポーツツーリングタイヤにしています。T30は、スポーツ寄りのツーリングタイヤになっていて、ライフが長く、雨に強く、温度依存が少なく、接地感がすごくあるので、気に入っています。
私は年間15,000kmほどは走るので、ライフの短いハイグリップタイヤはスタイルに合わなそう、という理由からスポーツツーリングタイヤにしています。
いまこのタイヤを履いてから12,000km走りましたが、まだまだ溝が残っています。
おそらく次も、この後継タイヤを履くことになると思います。

YAMALUBE プレミアムシンセティック

エンジンオイルは、YAMALUBEのPREMIUMです。

ツーリンググッズ
ROUGH&ROADのSSテールバッグ

シートバッグです。容量はそれほど大きくありませんが、荷物を工夫して、このバッグだけで3泊4日のロングツーリングに行けました。
バッグが前にずれてこないようにする仕組みが備わっているので、ライディングの邪魔になりません。
ちなみに、その3泊4日の荷物はこんな感じです。


左が荷物、右がバッグです。荷物は上から、レインウェア(500mlペットボトルサイズ)、着替え(クシタニのインナーウェアの入れ物に押し込めました)、防寒具(グローブ、インナー)。時期はゴールデンウィークです。

MotoFizzのサイドバッグGT




長距離ツーリングのためにサイドバッグを買いました。今のところシートバッグだけで足りているので、まだ長距離ツーリングには使っていません。
付けて試走はしました。空気抵抗が増えるので、ちょっと乗りにくいかもしれません。
R1はセンターアップマフラーであるため、内側が窪んでいるサイドバッグを選ぶ必要があります。私は純正マフラーのため、ヒートガードがあるので、マフラーの熱でバッグが溶けてしまう心配はありません。

バイクウェア
クシタニのレイジャケット
HYODのスマートレザーパンツ


襟付きのジャケットが好きなので、クシタニのレイジャケットを着ています。防風ジャケットなので、風は全然通さないです。(夏は暑そう・・・) 撥水効果はありますが、防水ではありません。

HYODのスマートレザーパンツは、バイクの低温火傷への対策です。いちおう防水なので、小雨程度ならレインパンツを履く必要はないので、楽でいいです。

その他、夏用に
HYODのSTJ304D メッシュジャケット

冬用に
クシタニのウィンターレイジャケット


クシタニのホワイトグースダウンジャケット


などがあります。

グローブは、クシタニのハイメッシュグローブ


手のひら側が革でグリップが握りやすくて滑らず、手の甲側がメッシュになっていて涼しいです。

ライディングシューズは、elfのSynthese 14


防水効果が高く、履きやすいです。もう2回くらい買い換えています。しかし、熱がこもりやすいので、別なシューズに買い換え時かなーと考えています。2011年のシューズですしね。

レインウェアは、ROUGH&ROADのコンパクトレインスーツ
スーパースポーツバイクのため、荷物はできるだけ減らしたいので、一番小さいレインウェアにしました。500mlのペットボトルサイズです。これまで使用していたレインウェアは、シートバッグの大半のスペースをとっていましたが、これは非常に省スペースです。
風通しがよくて透湿なので、雨のなかでもけっこう快適です。少々バタつくので、ワンサイズ小さいのを選択してもよかったかもしれません。

おわりに
YZF-R1 (2013)のカスタムパーツ、ツーリンググッズ、ウェアなどをまとめてみました。歴史を振り返れるようにすることがひとつの目的です。また、この情報がどなたかの参考になれば幸いです。

2016年5月10日火曜日

自分に活かす

一般化された説明、抽象化された説明、あるいは事例の紹介があった場合、それを自分のために活かすには、応用力や想像力といったものが必要となる。
事例を聞いて「あぁ、サクセスストーリーだね。ちゃんちゃん」で終わってはいけなくて、その事例から自分が何を学びどう活かすかを考えないといけない。
そういった応用力や想像力はどこからくるのだろうか。問題意識を持って取り組むことなのかなんなのか。最近そういう説明をするときには、「想像力を働かせて、自分にどう活かすか考えながら聞いてください」と言うようにしているのだけど、その想像力を向上させるにはどうするのが効果的なのだろうか。

2016年2月28日日曜日

変な人対策として勉強会の運営ができること

勉強会・ハッカソン運営者の皆様、参加には料金とるか審査制にしてください

この方の場合は単に「騙されやすい人だった」というものだと思う。
有料化は、「無料だしとりあえず席を確保しておこう」といって参加登録して結局来ない、みたいな人のために本当に参加したい人が参加できない問題は解消される。しかし、それが変な人対策として有効かは疑問。変な人は「自分が問題ある人間であることを自覚できない人」である場合があり、行動規範のようなものを用意したとしても読んでか読まずか来るものは来る。なので、オープンなイベントである限り、変な人が来ないよう運営がなんとかすることは事実上できない。
運営にできることは、問題ある人物が入り混んで実際に問題が起きたときのために、そういう人を追い出せるポリシーを明文化するくらい。
参加者にできることは、運営に全任せするのではなく、自衛の手段を持つこと。

##追記(2016/02/28 22:40)
言及先の方を単に「騙されやすい人」と呼称していましたが訂正し、より具体的に書きます。
まず一般化した具体的な対策を書きますと、「これは変な人だ」と認識できる感性と知識を磨くことと、「あなたに興味がありません。どこかに行ってください」のように言葉と態度で拒絶を示せることの2つが必要だと思います。
今回の場合は、変な人であることを認識するのが難しいかもしれませんが、話を進めていくうちに「ハッカソンと言いつつ、この人は何もしない人だ」ということに気付けています。こういったことからは、仕事でクライアントと契約をする前に行うことと同じようなことをすればよいとわかります。つまり、要件定義やその人のことの調査などですね。安請け合いをすると「こんなはずじゃなかった」という結果につながりますので、仕事の請け方を身につけると対策につながるでしょう。

2016年2月21日日曜日

オープンソースはどのようにして成功するのか

What success really looks like in open source - And how we can support them

「伽藍とバザール」ではもう今日のオープンソースは語れないので、いまのオープンソースの成功について考えよう、という記事。和田さんが言及してたので読んでた。
てきとうに気になったところを持ってくる。しっかりと全訳する気力はないです。

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バザール方式は説得力はあるが、現実的ではない
外からは、Linuxのようなプロジェクトにはバザールが本当に存在したことを証明したように見えた。しかし実際には、皆がその考えを売り払った。

・インターネット・セキュリティ・アナリストのNikolai Bezroukovは、1999年に「あまりにも単純」、「ソフトウェア開発の下品なマルクス主義的な解釈だ」と即座に反論記事を書いた
・FreeBSDの開発者であるPoul-Henning Kampは、「いまの世代からバザールが失われた」という記事のなかで、「品質の向上は、誰かが責任をもって取り組んだときにのみ起こる」と語った
・StackOverflowの創始者であるJeff Atwoodは2015年の投稿で「十分なお金が与えられるなら、全てのバグは浅い」と語り、HeartBleedと呼ばれるセキュリティバグが2年間見つからなかったことを指摘した。「君が自分のコード、ウェブサイト、アプリケーションにあるバグを見つけたかったら、昔ながらの方法として彼らにお金を払うことだ」(訳注:OpenSSLは、世界中で使われているセキュリティのライブラリであるにも関わらず、フルタイムで働く開発者は2人しかおらず、しかもほぼボランティアな状態だった)

「伽藍とバザール」の著者Raymondは間違っていたのか?いいえ。それが出版された時代背景を考えよう。それは1997年で、Microsoft、Oracle、IBMのソフトウェアに支配されていた。LinuxやLAMPといったプロジェクトは敗者だった。Raymondが書いたようなエッセイは、クローズドソースが標準だった世界で、Linuxを正当化し、活性化を助けた。
それは私たちを魅了したが、現実的な説得力(rhetoric)を間違えてはならない。オープンソースが成功するために必要なことを掘り下げてみよう。

(中略)

私たちがオープンソース・インフラストラクチャの「成功」について話すとき、成功はいくつかの構成要素を持つ:

・「人気」のあるプロジェクトは、多くの人に使われることで、理想的に成長する
・「健全」なプロジェクトは、メンテナがコミュニティと積極的な関わりを持つ
・「サポートされる」プロジェクトは、メンテナがプロジェクトの人気を管理し、健全なコミュニティへと成長させるようリソースを割く

この3つを全て持っていることが理想的だが、これには多くの組み合わせがありえる。そしてこれはなぜか、オープンソースを維持する万能の解決策ではない。
お金はプロジェクトをサポートできるだけで、人気や健全性を作り出すことはできない。

(中略)

ではどうすればプロジェクトを、人気で、健全で、サポートされるものにできるか
(中略)

Critical -> Legacy
重要なものを使い古されたものにしていく

・(コントリビュートしやすくしろって書いてる)
・誰がプロジェクトを管理しているか明確にする。マイナスの影響や法的な衝突などのリスクはあるか?そのプロジェクトはどのように探し出せばよいか?新鮮な才能のコントリビュートがあるか?(ウェブサイトを作ったり、デザインを改善したり、GitHubのようなプラットフォームに移行したり、新しい開発者を支援したりといった機会を作る)

2015年12月31日木曜日

2015年まとめ

概要
去年までは、本を書いたり、毎日ブログを書いたり、ボランティアの技術情報サイトをせっせと書いたりして、プライベートにあまり余裕がありませんでした。
今年は少しペースを落として、プライベートを大事にするように心がけました。余裕が出てくると、見えるものがまた違ってきます。いま継続的に行っているボランティアの作業が一段落したら、また何か新しいことをしたいですね。

仕事まとめ
今年の前半は、昨年から引き続いてヘッドロック社の『ミリ姫大戦』というゲームの開発に関わらせていただいていました。
実装技術としては、EmscriptenというC++をJavaScriptにコンパイルするコンパイラを使ったことが大きなところです。なぜEmscriptenを使ったかというと、C++が得意なのと、何か問題が発生してもなんとかできるメンバーが集まっていたからです。そのほか、今回はCMakeを使ってビルドシステムを構築したので、複数のターゲット環境があっても、共通のビルドの仕組みを使えるようになりました。
そのほか、プロ向けの教育の仕事を継続して行っています。現在は、C# + Unityで開発をしながら教えています。単純なコードの書き方だけでなく、どういった考え方でそうしているかを教えたり、学んだことをまとめて発表してもらったり(他者への説明も含めての理解)、プロジェクトや仕事一般の進め方についても教えてたりします。あと数ヶ月くらいいまのを続けて、次のプロジェクトでほかの技術も経験してもらったりすれば、一人前になってくれるでしょう。


仕事以外のプログラミング関係まとめ
仕事以外では、日本語でのC++リファレンスサイトcpprefjpの執筆は、引き続きやっています。
cpprefjpでは、いくつか大きなことがありました。

まず、SEO(検索エンジン最適化)。cpprefjpサイトをGoogle SitesからGitHub Pagesに完全移行したことによって、cpprefjpのページが、検索エンジンになかなか引っかかってくれなくなりました。自分では自分のサイトをGoogleで検索して行ったりせず、サイト内のURLも直に入力したりしてるので困っていなかったのと問題を把握していなかったのですが、ユーザーがcpprefjpに辿り着けないという問題がありました。
そのため、全てのページに、検索に引っかかりやすくするためのメタ情報の埋め込みなんかを行っていました。おかげでだいぶ回復しました。検索順位はまだ低いですが、ページビューは移行前より少し多いくらいにはなったので、このまま使われていけば、検索順位も上がっていくでしょう。

次に、ライブラリ編の作業が完了しました。
cpprefjpは元々、C++標準ライブラリのリファレンスサイトとしてはじめて、全ての関数、全てのクラスにサンプルを付けよう、ということを目標にしてきました。
これは途方もない作業でした。何人にも手伝ってもらいましたが、それでも終わりが全く見えず、何度も心が折れて燃え尽き症候群になったりもしました。「cpprefjpが終わったらサイトを全部消して自殺しよう」のように考えてしまっていた時期もありました。
それでも、4年間、毎日こつこつ続けて、なんとかライブラリ編の完了まで来れました。その時点でのサイトのページ数は2,543ページ。本にして8冊分の分量になりました。これを書籍の執筆やブログの更新と並行して行っていたのだから、よくがんばったなーと自分のことながら思います。
cpprefjpはボランティアのみでやっていて、広告もありません。たまに誰かがAmazonのウィッシュリストから送ってくれたりもしていますが、cpprefjpのユーザーから直接対価をもらったりはしていません。ボランティアなのに、よくこんなに続くよなーと思います。なぜ続けてこれたかと言えば、「途中で挫折したという実績を作りたくなかったから」というのが理由として大きかったです。自分に対して挫折を許容すると、次に始めることもまた同じことになってしまうと思い、始めたことはしっかりやりきろう、の精神で4年間続けてこれました。あとは言語編が一段落したら、「やりきった」ということにしてしまってもいいかなと考えたりもしています。まだわかりません。
cpprefjpを収益化しよう、という話もありますが、ぼくはコンテンツを作るのに忙しくて全然話が進んでいないので、まだ当分はこのままです。

cpprefjpでは、いろいろな教訓がありました。
始めたころは、「集合知なんだから、みんなで書けばなんとかなるさ」と思っていましたが、実際は8割以上をぼくが書いています。継続的に手伝っていただいている方も何人かいて、非常に助かっていますが、やはり能動的に活動してくれる人というのは少ないのだな、ということを実感しました。このことからの教訓としては、「プロジェクトを始めるときは、一人でやりきれるくらいの規模でやる」ということです。善意のボランティアが大量に集まることを期待してはいけません。
それと、cpprefjpを始めたころは、ぼくがプロジェクト管理の知識を持っていなかったこともあり、根性だけでやっていました。議論をするにしても結論の出し方がわからなかったりしましたし、編集ツールの選定も勢いだけで決めてしまったり、マイルストーン(短期目標)を立てずにゴールだけを決めてしまったりしました。最近はプロジェクト管理もしっかり学ぶようにしています。cpprefjpのあとに始めた書籍執筆のプロジェクトとかでは実践もしてきています。cpprefjpもライブラリ編の途中からは、マイルストーンを立ててやるようにしたので、だいぶ気持ちが楽になりました。

cpprefjpのライブラリ編完了にあたって、協力してくれた方々と打ち上げができてよかったです。本当はマイルストーンの完了ごとにそういうのができるとよかったですね。本当に、ここまでお付き合いいただいて、ありがとうございました。こんな大きなプロジェクトは、もう二度とやりたくないですねw

参照:「cpprefjpのライブラリ編が完了しました - Faith and Brave- C++で遊ぼう

言語編は、2016年中には終わるでしょう。

Boost.勉強会は、大きな問題が発生したりもしましたが(蒸し返したくないのでとくに書きません)、なんとか続けてこれています。ただ、ぼくのモチベーションが下がっているので、あまり開催したくないというのがあります。
理由はいくつかあります。まずぼくが個人的に、江添さんに会いたくないということ。彼が来るようになってから、Boost.勉強会が自分にとって居心地がよくない状態になってきたので、開催する気力が下がっています。別に彼が問題を起こしているわけではないので、ブラックリストに入れたりはしません(いまのところ)。Boost.勉強会は発表主体の状態から脱却するために、以前にディスカッション会をやりましたが、いまの状態だと開催に踏み切れないですね。
それと、Boost.勉強会は人数が集まりすぎる、というのもあります。仙台でBoost.勉強会をやったときには、20人くらいだったのでほぼ全員が発言する機会がありました。しかし、東京で100人が集まってしまうと、やはり参加者と発表者の間に壁みたいなのが見えてしまいます。参加したいひとに「人数を絞りたいから、積極的に議論に参加しない人は参加するな」みたいなことを言うつもりはないので、Boost.勉強会の定員を減らすようなことは考えていません。しかし、ぼくは全員が主役の勉強会というのをやりたいので、cpprefjpが一段落したときにでも、Boost.勉強会とは別の勉強会を考えてみようかと思ったりしています。

Boostの日本語情報サイトboostjpでは、Boostのリリースノート翻訳は継続的にやってこれています。これは軽めのタスクで、ほどよい英語の勉強にもなっているので、しばらくは続けていけるでしょう。
ぼくは、cpprefjpよりは、boostjpでのBoost逆引きリファレンスの方をやりたいので、早くcpprefjpを終わらせたいところです。


趣味まとめ
2年くらい前から友人に誘われてバイクに乗っています。今年はオフシーズンの冬に大型二輪の免許をとりました。オフシーズンだから、という理由だけで免許をとったのですが、免許をとったら大型バイクがほしくなってしまいました。
ゴールデンウィークのツーリングから帰ってきてすぐにNinja 400Rを手放し、次のバイクを買いました。





YZF-R1の2013年モデルです。最高です。
来年はサーキットデビューしたいですね。それと北海道ツーリングに行きたいです。まだまだ夢は尽きません。

最後に
仕事で関わっていただいた方々、コミュニティや趣味で付き合っていただいた方々、ありがとうございます。まだまだ至らない身ではありますが、来年はいっそう気持ちよく過ごせるよう行動していきたいと思います。
来年もよろしくお願いします。

2015年7月14日火曜日

『インタフェースデザインの心理学』を読み終わった


『インタフェースデザインの心理学』を読み終わりました。
知りたかったことがだいたい書いてあったので、すごくよかったです。

ユーザビリティの部分を、感覚ではなく論理で作るために役立てられます。それと、この本で言う「インタフェース」は、画面のユーザーインタフェースだけではなく、サービスデザインのような根底の部分の設計にも適用できます。

1 Tipsが2〜3ページ程度なので、さらっと知りたいことを調べられます。より詳しい情報を知りたい場合は、すべてに参考文献となる論文が示されているので、そこから調べられます。たいへん便利です。

開発者の人たちは、みんな読むといいと思います。

2015年3月18日水曜日

『経営者の条件』 簡易レビュー

ドラッカーの著書『経営者の条件』を読み終わったので、簡単なレビューを書きます。

本書のタイトル『経営者の条件』は、原著では『The Effective Executive』となっています。本書の定義では、エグゼクティブ(Executive)とは経営に関係なく成果を出すよう実行する人のことを言うので、経営者寄りの本ではありますが、読者を経営者に限定した本ではないです。原著のタイトルを、意図にあったように訳すなら「効果的に成果を出す」とかそんな感じでしょう。

本書では、仕事で成果を出すにあたって身につけたほうがいい、いくつかの習慣を論じています。1959年の本なのでだいぶ古いですが、現代でも状況としてはあまり変わっていないように感じました。
エグゼクティブが身につけたほうがいい習慣は、時間の使い方、意思決定に当たって基本となる方針を立てることだったり、「部長」のような役職ではなく「会社・プロジェクトに対してどのような貢献をする人か」で考え・話すようにする、とかそんな感じのことです。

この本をオススメしてくれたのは近藤さんでしたが、「あぁ、近藤さんはたしかにこの本の影響を受けてるな」という感じがしました。
ドラッカーの文章はちょっと読みにくくて、「こういうときはこうしたほうがいい」みたいなものではなく、「エグゼクティブはこう考える」のように、主張ではなく、著者が考える理想像の列挙 + 事例という形式だったので、よく読まないと主張が読み取りにくかったりはします。

本書の読者層としては、以下の2パターンかと思います。

  1. 問題意識を持って本書を読み、後天的にエグゼクティブになりたい人
  2. 経験則と断片的な知識を元にしてすでにエグゼクティブだけど、成果を出す原則を知りたい人

この読者層にマッチする人にとって、本書は有益なものになると思います。


2015年2月16日月曜日

始めるのが遅くていいこと

学び始めるのが早くていいこともあれば、遅くていいこともある。
遅くていいことというのは、入門の時点から「自分がどうやって理解してきたか/成長してきたか」を自己分析しながら始められる、ということ。

書籍『アプレンティスシップ・パターン』を書いた共著者の一人は、30歳くらいからプログラミングを始めたらしい。その学び始めから自分の成長を分析してきたことで、「開発者がどのように成長していけばいいか」をテーマにした本を書くに至った。

ぼくは、プログラミングを始めたころの自分の感覚をよく覚えていなくて、たとえば「変数とは何か」をどうやって理解したのか覚えていない。そのため、入門時のいくつかについては、何がわからなかったのかわからない、という状態になっている。なので、それらのことについては現状、人に教えられない。

そろそろ、そのあたりを再入門しようかと思う。『プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本 問題解決能力を鍛えよう!』という本がよさそうなので、いま読んでる本を読み終わったら買ってみよう。