2012年5月5日土曜日

GRAVITY DAZE

たっかからPS VitaのGRAVITY DAZEを借りてプレイしてました。2日ほどかかってクリアしました。
とても楽しめましたが、操作性が向上できる点がいくつかあったので残しておきます。


1. ナビゲーションが最終目的地を指しているのか中間地点を指しているのかわからない

これはゲーム性に関連するので手を入れるのは微妙な気もしますがいちおう。
このゲームでは、広いステージを360°回転しながら駆け巡るため目的地がわかりにくいです。そのため、目的地の方角と距離を示すナビゲーションが常に表示されています。
これはとても便利なのですが、いくつかのステージでは目的地に到達したと思ったら次の瞬間には次の目的地へのナビゲーションに切り替わり、「いつになったら終わるんだ・・・」と辟易しながらプレイしてました。これは、ダメなアプリケーションのインストーラなどでよく見られる「何度も100%になるプログレスバー」によく似ています。
これに対する改善点として、「中間地点へのナビゲーションを白字で表示し、最終目的地へのナビゲーションは赤字で表示する」という色分けが考えられます。これで、中間地点に到達するたびに終わりじゃなくてがっかりする、といったことが改善できると思います。


2. マップにカーソル表示がほしい

このゲームにはSELECTボタンで表示されるエリアのマップがあり、そのマップはフリック操作でスクロールできます(なぜか左スティックではスクロールできない…これも残念)。このマップは街ごとに用意されているのですが、非常に小さな街(と思っていた)のマップで、まさかスクロールするとは思わなかった遙か遠い位置にイベントポイントが用意されていてだいぶ迷いました。
もちろん、そういうのを謎解き要素とするようなゲームならそういうデザインはありなのですが、これはそういうゲームではありません。
これに対する改善策として考えられるのは、マップに「スクロールできるかどうかがわかるカーソル」を表示することです。あの迷った時間はほんと無駄だった…。


3. 攻撃の補正支援

このゲームの主な攻撃方法は、地上での基本攻撃「キック」と、空中での基本攻撃「重力キック」の2つです。この2つに、以下の問題と改善点が考えられます。

・キック
ジャンプキックがマニュアルすぎて全然当たらない。近接敵の近接コアへのある程度の補正は入れるべきです。

・重力キック
このゲームは360°回転しながらのプレイなので、敵の方向を示すナビゲーションは表示されていますが、それでもまだまだ狙いを定めにくいです。□ボタン長押しで近接敵の近接コアに狙いを定め、□ボタンのアップトリガーで攻撃するようにすべきです。


4. 重力スライド

画面の左端と右端をタッチすることで、スライド走行ができます。これは、タッチ操作にしてみたかっただけなんじゃないか、という気がすごくします。すごく操作しにくいです。タッチ操作は残してもいいからキー操作も入れましょう。Lキー押して準備状態、その状態でRキーを押すと発進でいいんじゃないでしょうか。重力能力の一つなのだし、Rキーを絡めるのは必要だと思います。

あと、重力スライドしながら敵に突っ込むと自動的に発動するスライダーキックは別にいらないですね。今回、使いどころないですよね…。


とりあえず気になったのはこれくらいです。なんか悪いとこばっかり書いてますが、よくできててほんとにおもしろかったです。このゲームをやったあとそのまま寝ようとしたら頭がぐわんぐわん揺れてて酔ってた、というのがあったので、三半規管が弱い人にはきびしいかな、と思いましたが、そういうのが主体のゲームだからマイナスポイントではないです。
あと、このゲームのPVがとてもいいですね。PVで感動したゲームはひさびさでした。





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